●食事 3時間●通勤 2時間●仕事 9時間●睡眠 7時間●その他 3時間●食事 3時間●通勤 2時間●仕事 9時間●睡眠 7時間●その他 3時間●●●●● バランスといえば、「やじろべえ＝弥次郎兵衛」。弥次郎兵衛は、江戸の頃から庶民の玩具として親しまれていたようです。さらに驚くのは、傘の上で弥次郎兵衛を踊らせる曲芸のような仕事もあったという説も…。 このような曲芸師は、1日どれくらい仕事を行い、どれくらい稼いだのでしょうか。仕事時間と仕事以外の時間のバランスについて、昔の人は釣り合っていると思っていたのでしょうか。ワークライフバランスという言葉が存在しなかった時代に、弥次郎兵衛でバランスの妙技を披露する曲芸師が、仕事時間と生活時間の釣り合いを考えていたのか、質問してみたくなります。少なくとも現代に暮らす私たちは、気持ちの中に自分だけの「やじろべえ」をもつと、毎日が充実するかもしれません。 大昔の人が定めた1日＝24時間。この24時間は、皆に等しく与えられている時間です。しかし、24時間の使い道は人によってさまざまです。例えば、仕事＝9時間、食事＝3時間、睡眠＝7時間、通勤＝2時間、それ以外の時間＝3時間という配分で1日のバランスを取っている人がいるかと思えば、睡眠時間以外の大半を勉強に費やす人も少なくありません。もし1日が25時間だったら、あなたは増えた1時間を何に充てますか。逆に23時間だったら、何を減らしますか。世界でも働くことが好きだといわれる日本人ならば、増えた1時間を仕事に充て、減った場合は睡眠を削るのでしょうか。しかし、どう転んでも24時間が変わらないのなら、仕事が充実するような「仕事以外の時間づくり」を工夫し、総合的なバランスを取りたいものですね。もってますか？ 心の中にやじろべえ考えよう！ 24時間の有効活用健康を維持している人間は働きます。仕事とプライベートの時間配分や、平等に与えられた24時間の使い方について、バランスという視点で考えてみましょう。Work & Time仕事26東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2012と止めたかな こまめな消灯 電源OFF（関係会社／佐藤 佳予）
元のページ ../index.html#7