東芝キヤリア社会・環境報告書 2013年
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近年、地球温暖化による世界規模の異常気象が顕在化していることに加え、東日本大震災以降、エネルギー供給手段の最適化などの問題も発生し、効率的なエネルギーの使用によるCO2削減が必須となってきています。 東芝キヤリアグループは、高効率で快適な空調空間を提供するだけでなく、工業用途や農業用途などエネルギーを使用するあらゆる場面でのCO2削減を重要な課題の一つと考え、ヒートポンプ技術を軸に、化石燃料から熱源転換対応できる熱応用ソリューションによる製品・サービスを最高品質にて提供しています。CSR(企業の社会的責任)を常に考えながら、お客さまのさまざまなご要望に的確にお応えし、社会ならびに地球環境に貢献できるグローバルに成長する環境創造企業を目指します。東芝キヤリアグループでは、節電対応をはじめとする温暖化対策、資源の有効活用、化学物質管理において、環境性能No.1や、オンリーワンの製品を連続的に開発し、東芝の「エクセレントECP」認定製品を創出しています。2012年度には認定製品は16製品となり、その売上高は全売上高の40%を超えました。一方、製造過程において発生する環境負荷についても最少化を考えています。東芝キヤリア タイ社では、高効率な空調機やLED照明を積極的に採用し、低環境負荷で作業環境のよい新工場建屋を立ち上げました。今後も、日本国内での需要に加え、世界でローカルフィットしたエクセレントECP商品として創出し、グローバルの拠点で最小限の環境負荷で製造した製品を世界のお客さまに届けることによって環境負荷低減に貢献します。CSRを基盤にグローバルで活躍する企業を目指します「エクセレントECP」創出で世界のお客さまの環境負荷低減に貢献しますPresident & CEO Toshiba Carrier CorporationPresident & CEO Toshiba Carrier Corporation Akira Inoue東芝キヤリア株式会社 取締役社長東芝キヤリア株式会社 取締役社長 井上 章いのうえ  あきら環境経営責任者メッセージTOP COMMITMENT環境創造企業としてグ 1東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2013

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