東芝キヤリア社会・環境報告書 2013年
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コンプレッサー部品の洗浄工程排水処理についての説明 最終放流口についての説明東芝キヤリアグループの環境・CSR活動として、昨年度の環境新聞づくりに引き続き、本年度は生物多様性をテーマにした環境マップづくりを行いました。富士事業所内の環境活動と、事業所内の小動物や植物の生育状況を自分の目で確かめ、オリジナルの環境マップをつくるという企画です。今年は、常葉大学社会環境学部 下田路子ゼミの学生7名と、青葉台児童クラブの小学生18名が参加しました。東京ドーム約5個分の広大な敷地をもつ富士事業所は、工場建屋や事務棟のほかに、工場排水を浄化する施設や、従業員が休憩時間に利用する安全公園、また、2012年11月に完成したビオトープがあります。事業と環境活動における生態系の関係について、夏休みの暑い一日を利用した観察イベントが実施されました。大学生は、本番の2週間前に見学・観察コースを下見した上で、本番当日に臨みました。当日は、学生と児童がそれぞれ2つのグループに分かれて観察活動を行いました。AIRS(P26参照)で空調機器の心臓部であるコンプレッサーの説明を受け、その後、製造ラインへ移動しました。ここでは、製造時に汚れた水が廃液としてラインから排出されることを見学しました。次に、排出された水が適切に処理されている説明を受け、最終放流口へ移動しました。さらに、工場排水を処理した水が、新しくできたビオトープに流れていることも見学しました。また、ビオトープの近くに位置する安全公園では、陽射しの厳しい日中でも、木立に囲まれた環境では体感温度が周囲と比べて涼しく感じられることも体験しました。暑い夏の一日、児童たちの目は自然に釘づけ2班に分かれて見学と観察青葉台児童クラブの小学生と常葉大学社会環境学部 Creation of environment map to get close to nature制作接触大自然的环境贴图特集 ③自然とふれあがんばった!木かげ正門❹❹❺❺❺❺❷❷❶❶〈見学コース〉 ※敷地内はバス移動❶AIRSにてコンプレッサーの 展示見学❷コンプレッサー部品の洗浄の 様子を見学❸排水処理設備を見学❹事業所外の河川につながる 最終放流口の見学❺安全公園/ビオトープの見学AIRS安全公園最終放流口❸❸排水処理設備ビオトープコンプレッサーライン21東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 20133環境活動報告Environment Activity Report 环保活动报告3ふフロンガス 大気放出ダメ絶対 品質良くして守ろうオゾン層(製造部門/山下 尚志)

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