東芝キヤリア社会・環境報告書 2013年
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24東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2013あ諦めたら未来はないよ!! 始めようエコ活動!!(製造部門/としピン) さ里山の 清き流れを照らし出す 淡き蛍 命の輝き。(技術部門/髙橋 政綱)事業プロセス環境活動Environmental activities in business process业务流程中的环境活动環境保護のためのさまざまな管理を緻密に展開●化学物質管理Chemical Substance Management化学物质管理東芝キヤリアグループは、化学物質について「できるだけ使用しない」「可能な限り削減・代替を進める」「適正な管理を行う」という考えのもとに、取扱量および排出量の両方で大幅な削減を図ってきました。2012年度は、排出量で基準年度比約84%の削減となりました。また、事業所の土壌・地下水汚染状況を把握し、浄化活動を行っています。過去に汚染が確認された富士事業所と津山事業所では、行政と連携して汚染の浄化とモニタリングを実施しています。化学物質排出量の推移100PRTR対象排出量(t)PRTR対象外排出量(t)28.728.7101.3101.320009.49.453.553.548.4200510.710.736.236.236.120068.68.633.233.232.220079.29.230.330.330.420086.26.221.921.921.620097.97.926.526.526.520106.36.313.813.815.520126.86.819.919.920.52011(年度)基準年との比較(%)2012年度拠点別排出量富士冷熱工業(株) 8.7%(1.8 t)津山事業所 9.2%(1.8 t)8.7%(1.8 t)9.2%化学物質排出量20.1 t富士事業所 82.1%(16.5 t)●エネルギー管理Energy Management能源管理東芝キヤリアグループは、国内製造拠点の富士事業所、津山事業所、富士冷熱工業(株)を中心に、それぞれの目標に向けてエネルギーの削減活動に取り組んでいます。2012年度は、負荷が最大である富士事業所で省エネ診断を実施し、さまざまな施策を実行しました。エネルギー起源CO2排出量※1は、前年度比絶対量で約4%の減少となり、原単位※2は、京都議定書の基準年である1990年度比で約73%削減となりました。エネルギー起源CO2排出量と原単位の推移CO2排出量(t-CO2) 基準年との原単位比較(%)199010048,230200550.431,850200630,80443.1200733,63539.5200827,28037.0200923,29034.3201022,59427.4(年度)201219,49026.5201120,22126.12012年度エネルギー使用量(CO2換算)CO2総排出量19,490t-CO2富士事業所 78.0%(15,194 t-CO2)・東芝キヤリアエンジニアリング(株)・富士東芝キヤリアプロダクツ(株)・東芝キヤリアリビングサービス(株)津山事業所 12.0%(2,343 t-CO2)・(株)キャリア総合サービス掛川事業所 7.5%(1,467 t-CO2)富士冷熱工業(株) 0.6%(116 t-CO2)その他非製造拠点 1.9%(370 t-CO2)・品川本社・5支社(30名以上)・東芝キヤリア空調サービス(株)・東芝開利空調販売(上海)有限公司※1 電気使用量からのCO2排出量算出は2012年経団連提示(電事連データ)の受電端係数を使用しています。※2 原単位は、実質生産高(=生産高/日銀企業物価指数(電気機器)の比較年との比)を採用しています。●廃棄物管理Waste Management废弃物管理東芝キヤリアグループは、徹底した分別を実施し、廃棄物のリサイクル率向上を目指しています。総発生量は、2000年度基準の原単位※比で約59%削減しています。今後もさらなる削減に向けて低減活動を推進していきます。埋め立てごみを最小限にするためのゼロエミッション率は、自社で管理可能な製造3拠点と、開発1拠点で取り組んだ結果、2012年度は、目標値0.5%未満に対し0.07%となり大幅に目標を達成しました。廃棄物総発生量と原単位の推移廃棄物総発生量(t)6,35710020005,81772.420055,86964.620066,05355.920075,36257.120084,55252.82009基準年との原単位比較(%)4,09341.620114,71144.920103,79240.62012(年度)2012年度拠点別総発生量 [事業所別]富士事業所 67.8%(2,571 t)その他非製造拠点 2.1%(77 t)富士冷熱工業(株) 1.6%(61 t)掛川事業所 1.1%(43 t)廃棄物総発生量3,792 t・東芝キヤリアエンジニアリング(株)・富士東芝キヤリアプロダクツ(株)・東芝キヤリアリビングサービス(株)津山事業所 27.4%(1,040 t)・(株)キャリア総合サービス・品川本社・5支社(30名以上)・東芝キヤリア空調サービス(株)・東芝開利空調販売(上海)有限公司※原単位は、実質生産高(=生産高/日銀企業物価指数(電気機器)の比較年との比)を採用しています。※詳しくは、下記ホームページをご覧ください。http://www.toshiba-carrier.co.jp/company/csr/index_j.htm

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