東芝キヤリア社会環境報告書 2018年
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富士工場内のビオトープ表彰式の様子新技術棟外観イメージユニバーサルスマートX(2010年)ユニバーサルスマートX EDGE(2017年)熱回収CAONS(2014年)世界最大能力※2ツインロータリーコンプレッサー(2017年)スーパーパワーエコゴールド(2014年)FLEXAIR(2016年)ウルトラパワーエコ(2015年)CAONS(2011年)海外拠点の環境リスク管理の強化とビオトープの設置海外製造拠点の拡大に伴い、環境法規への迅速な対応や環境保全にかかわるリスク撲滅のため、監査の強化を図りました。また、生物多様性保全活動として富士工場にビオトープを設置したほか、国内外6拠点で絶滅危惧種の保護活動を始めました。2012年には小学生のための夏休み環境イベントを開始。2014年には、「東芝キヤリアecoスタイルリーダー」の登録開始および事業系化学物質管理システム「TOCACHEF」を稼働しました。環境活動のグローバル対応と製品化学物質管理の強化グローバル化に伴う環境リスク撲滅の一環として、「グローバル環境巡視」を開始しました。2016年から新製品化学物質管理システム「G-sysⅡ」を稼働したほか、2017年には、グループ全体の拠点と各部門を横断する「新製品化学物質管理PJ」を発足させ、製品化学物質管理を強化しています。2016年には、「社会・環境報告書2016」が環境コミュニケーション大賞優良賞を受賞しました。低地球温暖化係数の冷媒R32採用の業務用空調機器を提供2012年に東芝キヤリアタイ社を子会社化、同年にTCFGコンプレッサ(タイ)社を設立、2014年に東芝キヤリア中国社を、2015年には東芝キヤリア欧州社を設立しました。2010年には、省エネトップクラスの熱源機器「ユニバーサルスマートX」を提供し、2015年にはさらに進化した「同3シリーズ」が省エネ大賞を受賞しました。また、2015年には低地球温暖化係数の冷媒R32を採用した「ウルトラパワーエコ」を開発しました。国内外事業の強化および拡大、産業用熱源機器でトリプル受賞※12016年には、東芝テクノシステム(株)を100%子会社化して国内サービス事業の強化を図るとともに、海外では東芝キヤリア北米社、東芝キヤリア・インド社を設立し、さらなる事業の拡大を図りました。2017年には「ユニバーサルスマートXEDGE」が、地球温暖化防止活動環境大臣表彰と省エネ大賞を受賞。搭載されたツインロータリーコンプレッサーも(公社)日本冷凍空調学会技術賞を受賞し、世界最大能力※2を誇っています。2011~2015年2016年~現在新拠点を加え国内外各拠点で、多岐にわたる環境活動を展開2019年7月に開始されるRoHS追加物質対応を確実に進めるとともに、インドに設立した新拠点をはじめ、グループ全体で確実に環境リスクの撲滅に努めていきます。また、「東芝キヤリアecoスタイルリーダー」を2020年に向けて200名に拡大、事業系化学物質管理システム「TOCACHEF」のタイ拠点への展開、新技術棟の建設に伴う富士工場のビオトープ移転を実施します。低地球温暖化係数の冷媒を採用した機種のさらなる展開先進の技術開発を加速するために、2019年12月末竣工予定で、富士工場内に最新鋭の「新技術棟」を建設します。さらに、中国市場の需要拡大に対応し、中国拠点での開発・製造力を強化するため、新社屋の完成・移転・稼働開始を2019年度内で予定しています。製品開発については、低地球温暖化係数の冷媒を採用した機種の開発を進め、さらなるCO2削減に寄与していきます。※1 P16参照※2 2018年7月当社調べ4東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2018ろ論より証拠 はじめる 省エネ(関係会社/大川 篤)

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