東芝キヤリア株式会社

ニュースリリース

東芝エコキュート ESTIA「5シリーズ」発売について

- 新しい電気料金メニューに対応して新登場 -

2016年04月27日

東芝キヤリア株式会社

 東芝キヤリア株式会社(取締役社長:近藤弘和、所在地:神奈川県川崎市)は、2016年4月1日より始まった電力小売自由化に伴う多様な電気料金メニューに対応した、東芝エコキュート注1 ESTIA『5シリーズ』合計59機種を、2016年6月27日より順次発売します。
 今回の新商品は、快適なバスライフを提案するフルオートタイプとして、『プレミアム』、『ハイグレード』、『スタンダード』、『ベーシック』という、搭載機能ごとに異なる4つのグレードモデルに加え、更にお求めやすい給湯専用タイプまでをご用意しました。なお、これらの全てのモデルで2017年度を目標年度とする省エネ基準注2を達成しています。

◎新商品の主な特長

1.多様な電気料金メニューに対応する『電気料金制度設定』を搭載
2.二日目でも清潔なお風呂を保つ『銀イオンの湯』注3で節水に貢献
3.操作性とデザイン性とを追求した『光タッチリモコン』
4.太陽光発電システムを活かす『HEMSアイテム』を搭載

■新商品の主な特長

1.多様な電気料金メニューに対応する『電気料金制度設定』を搭載
 
 光タッチリモコンに多様な新電気料金メニューに対応する「電気料金制度設定」を搭載し、電気料金メニューと自分の生活スタイルに合わせて、夜間にお湯を沸き上げる時間帯と沸き上げ開始時刻を設定することができます。従来の「学習機能」でもお客様の生活スタイル(お湯の使用時間・使用量)に合わせた沸き上げが可能でしたが、新商品に新たに搭載された機能の一つ、朝の沸き上げを1時間早める「早起き設定」を使えば、お客様の生活スタイルに合わせながら、朝方の消費電力ピークの時間帯を避けた沸き上げをすることができ、ソーラーパネルをお使いの場合は、夏期の朝方の発電を生活電力に有効活用できます。更にもう一つの新機能である、自動沸き増し運転を停止する「昼間自動沸き増し停止設定」を当日のお湯の使用見込みが少ない場合に設定すると、朝方と同様に、夕方の消費電力ピークの時間帯での沸き増しを抑えることができるので、単位消費電力量で基本料金が決定する実量制の料金メニュー契約の場合に有効です。

2.二日目でも清潔なお風呂を保つ『銀イオンの湯』注3で節水に貢献
 プレミアムモデルおよびハイグレードモデルには、当社のオリジナルメリットである「銀イオンの湯」機能注3を継続採用しています。銀イオンの除菌効果と防臭効果により、お風呂のお湯を清潔に保つことで快適に入浴いただけます。このお風呂の残り湯は、通常のお湯と比べて二日目でも清潔な状態を保つことができますので、「節水湯はり」機能を使うと、年間最大で約1万8千リットル注4もの節水が可能となります。翌日の洗濯やお掃除等へのお風呂の残り水の再利用に加えて「節水湯はり」することで、ご家庭の水道代の削減はもちろん、地球環境の保全になるCO2排出量削減にも貢献できます。

3.操作性とデザイン性を追求した『光タッチリモコン』
 当社独自のタッチキー方式を採用した「光タッチリモコン」では、次に選択操作が必要なリモコンのタッチキーの位置を点灯させることで、光っているキーを順にタッチして選択していけば簡単に操作でき、かつ音声でもナビゲートしてくれる操作性に加え、清潔感と調和性の高いグランホワイトとグランブラックの二色のリモコン色をご用意し、取り付け場所のインテリアに合わせていずれかを選ぶことができます。また、フルフラットでキズのつきにくいハードコーティング処理を施したトップパネルを採用し、汚れも簡単に拭き取ることができるので、綺麗で見やすい画面の状態が長続きします。

4. 多彩な『HEMSアイテム』を搭載
 スマートホームの実現に向けて、エネルギーの効率的なマネージメントが求められる中、東芝エコキュート注1は、東芝クラウドサービス「フェミニティ倶楽部」注5を使ったHEMSサービスを搭載しています。
経済産業省HEMS注6推奨規格「ECHONET Lite(エコーネットライト)」注7に対応したオプションのアダプタを使用し、「フェミニティ倶楽部」注5に接続することで、天気予報に応じて太陽光発電システムを有効活用するように、エコキュート注1の昼間の沸き増しのタイミングを雨の日は夜間に、晴れの日は余剰の出そうな午前中にシフトするモードを、ご使用されるお客様が設定できます。また、宅外からスマートフォンでお風呂の準備が遠隔操作できる他に、電力ピーク情報をもとに、昼間の「沸き増し」運転をセーブモードにする「節電サポート」や、もしもの時にメールでお知らせする「故障サポート」機能等を搭載して、ネットワークに接続可能な利点を活かして、お客様に暮らしの便利と安心をご提案します。

  • 注1「エコキュート」の名称は、電力会社・給湯機メーカーが自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機の愛称として使用しているものです。
  • 注22013年3月に「エネルギーの使用合理化に関する法律(省エネ法)施行令(トップランナー関連)」の一部が
    改正され、エコキュートが対象機器に新たに追加され、2017年度省エネ基準値が想定世帯、貯湯容量、
    仕様、保温機能有無、貯湯缶数により36の区分で定められました。省エネ区分、目標基準値一覧表は、
    一般社団法人日本冷凍空調工業会ホームページに記載されていますので、参照してください。
  • 注3『銀イオンの湯』機能はプレミアムモデル、ハイグレードモデルに搭載しています。
  • 注4湯はり量設定200Lで、2日に一度半分排水して節水湯はりを使用した場合。
  • 注5別売のITアクセスポイント、給湯機用アダプタが必要。フェミニティ倶楽部に登録し、月額サービス料金が発生します。
  • 注6HEMS:ホーム・エネルギー・マネージメント・システムのこと。
  • 注7エコーネットコンソーシアムにて2011年7月に策定されたHEMS構築のための通信規格。家電機器、スマートメーター、太陽光発電システム等を含む約80種類以上の機器の制御を規定し、2012年2月、 スマートコミュニティアライアンスの「スマートハウス標準化検討会」より、「公知な標準インターフェース」として推奨された。

■新製品の概要

新製品の概要

  • 注8560Lタイプは一般地のみです。
  • 注9標準リモコンセットはフルオートタイプは台所リモコン・浴室リモコン(光タッチリモコン)、
    給湯専用タイプは台所リモコン(シンプルリモコン)です。

■外観

本体画像
本体(ヒートポンプユニット・貯湯ユニット)
リモコン画像
台所リモコン(ブラック・ホワイト)          浴室リモコン(ブラック・ホワイト) 
 
製品画像ダウンロード (ZIP:12.02MB)     

■新製品の主な仕様

主な仕様
省エネラベル

■環境への配慮

①資源の有効利用:本商品は従来機種注11に対し材料を削減しています。
②軽量化:本商品は従来機種注11に対し貯湯ユニット本体と梱包材を軽量化しています。
③化学物質管理の徹底:本商品は、東芝管理物質15物質注12を含んでいません。

■環境への取り組み(ecoスタイルの追求)について

【 東芝グループの環境ビジョンについて】
東芝グループは「地球と調和した人類の豊かな生活」を2050年の“あるべき姿"として描き、その実現に向けた長期ビジョンである「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定しています。このビジョンのもと、Green of Product(環境性能No.1製品の創出)、Green of Technology(エネルギーの低炭素化技術)、Green of Process(モノづくりの環境配慮)、Green Management(基盤活動の継続的向上)の4つの「Green」で環境経営を推進し、エコ・リーディングカンパニーとしての地位確立をめざしています。

  • 注10年間給湯保温効率、寒冷地年間給湯保温効率、年間給湯効率、寒冷地年間給湯効率(JIS)は日本工業規格「JIS C 9220:2011」に基づき、消費者の使用実態を考慮に入れた給湯保温効率を示すために、一年を通して、ある一定の条件※のもとにヒートポンプ給湯機を運転したときの単位消費電力量あたりの給湯熱量と風呂保温熱量を表したものです。実際には地域条件・運転モードの設定やご使用条件等によって変わります。
    寒冷地仕様では「寒冷地年間給湯保温効率」、給湯専用タイプは「年間給湯効率」「寒冷地年間給湯効率」となります。
     ※一定の条件とは、東京・大阪を平均した気象条件・給水温度で40℃のお湯を456L使用し、
     保温機能有りは風呂の保温時間を3時間(保温熱量4.12MJ)行う条件等を想定したものです。
     ※年間給湯保温効率算出時の条件
     着霜期高温条件:外気温(乾球温度/湿球温度)2℃/1℃、水温5℃、沸き上げ温度90℃
     給湯保温モード条件(冬期):外気温(乾球温度/湿球温度)7℃/6℃、水温9℃、
     沸き上げ温度65℃(オーバルスリムは72℃)
     給湯保温モード条件(着霜期):外気温(乾球温度/湿球温度)2℃/1℃、水温5℃、
     沸き上げ温度65℃(オーバルスリムは72℃)
     夜間消費電力量比率:80%
  • 注11従来機種:HWH-B374HA。
  • 注12東芝管理物質15物質:(1)ビス(トリブチルスズ)=オキシド(TBTO)、(2)トリブチルスズ類(TBT類)、トリフェニルスズ類(TPT類)、(3)ポリ塩化ビフェニル類(PCB類)、(4)ポリ塩化ナフタレン(塩素数が3以上)、(5)短鎖型塩化パラフィン(C10-C13)、(6)アスベスト類、(7)一部のアゾ染料・アゾ顔料、(8)オゾン層破壊物質、(9)放射性物質、(10)カドミウムおよびその化合物、(11)六価クロム化合物、(12)鉛およびその化合物、(13)水銀およびその化合物、(14)ポリ臭素化ビフェニル類(PBB類)、(15)ポリ臭素化ジフェニルエーテル類(PBDE類)

お問い合わせ先

【製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
 東芝電気給湯機ご相談センター:(フリーダイヤル)0120-1048-19
                (携帯電話、PHSからの場合)03-5365-7420
【発表内容に関する報道機関からのお問合せ先】
 東芝キヤリア株式会社 広報室 TEL:044-331-7401

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