熱源システム総合カタログ2024年3月
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■システム総水量デフロスト運転時は当該サーキットが冷却運転となるため加熱能力が低下し一時的に出口水温が下がります。デフロスト運転時の許容水温低下(機器温水出口使用範囲含む)を考慮した保有水量が必要となります。※特に下記に該当する場合は、必ずシステム総水量の確認を行って下さい。 ・送水温度に精度が求められる用途での計画 ・高湿度により着霜・除霜頻度が高く影響を受けやすい地域での計画 ・外調機系統での計画 (接続される空調機の全てが外調機の場合には、系統内の水温の低下が特に大きくなり、システム総水量を確保しても外調機のコイル凍結防止を保証するもの  ではありません。システム総水量の確保と共に、外調機側でのコイル凍結防止対策が必要となります。)着霜及びデフロスト運転による能力及び水温低下イメージPV加熱能力デフロスト運転による能力低下※4つのサーキットが連続してデフロスト運転を した場合モジュールコントローラーバイパス弁往水温度センサーMC差圧計還水温度センサー流量計F着霜による能力低下デフロスト運転着霜状態での運転時間モジュールコントローラー膨張タンク往水温度センサーMCフリーバイパス回路※熱源機側流量>負荷側流量熱源機側流量<負荷側流量還水温度センサー圧力逃し回路膨張タンク流量計F空調機空調機●システム総水量の求め方加熱運転時のデフロストによる温水温度の低下を考慮した保有水量は、ご使用になる条件(外気・水温・負荷等)によって異なりますので、別途お問い合わせ願います。 システム総水量流路範囲※冷却専用の空調機系統はシステム総水量には含めません空調機空調機システム総水量流路範囲単式ポンプシステム複式ポンプシステム34

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