ビル用マルチ空調システム総合カタログ2023年5月
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設計運用保守・メンテナンスライフサイクル施工特長TroubleBack up動画はこちらから支柱1台が故障しても2台がバックアップ運転Back up9BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃等の緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段等を取り決めておく計画のことです。人々が暮らす社会において、空調機は重要なインフラの一つとなっていますが、近年、地震や台風等の自然災害が増加しており、事業継続性(BCP)の観点でも被災時における空調機能の維持、故障時の早期復旧等の機能が重要視されています。近年多発する台風、震災を考慮した新室外機筐体●実際の震災時の揺れを再現した震度7相当の耐震試験や風速60m/s相当、降雨量240mm/h相当の耐風雨性能試験を実施※1。●近年増えつつある大型台風、震災を考慮した強固な筐体構造を実現しました。※1 日東工業株式会社における耐震試験設備、耐風雨性能試験設備にて評価(スーパーマルチu高効率仕様)最大震度7に耐える■耐震試験 東北地方太平洋沖地震を想定:●最大震度7●倒壊なし、内部機器破損によるガス漏れなし。問題なく運転可能。■新室外機筐体構造●新室外機筐体として、応力集中を回避するRの大きい4本支柱を配置。支柱と固定脚部品を3か所で強固に固定し様々な角度のゆれを抑制。支柱応力集中を回避するRの大きい4本支柱により頑丈な筐体を実現。自動バックアップ運転●同一系統内で故障ユニットが停止しても他のユニットは自動で運転を継続※2します。サービスマン到着までの間も空調ができない状況を回避します。※2 故障状況により拡大被害を生じるような場合は停止させます。風速60m/s相当に耐える■風雨性能試験●風速60m/s相当●降雨量240mm相当●前面パネルが雨風により多少の歪みあるが、試験後元に戻り外観に問題なし。雨の侵入も電子部品、コンプ部分までの浸水はなし。運用BCPに貢献

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