エコキュートエスティア2022年4月
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使用状況によっては、自動沸増ししない場合や朝7時から夕方5時の間に自動沸増しする場合があります。足りなくなったら沸増し午後11時午前7時沸上がり毎日お湯を沸上げします夜間電力でピークシフトに貢献水質や給水について■水質によっては、タンク、減圧弁、逃し弁、熱交換器などの寿命が通常より短くなることがあります。■タンクに供給する水については以下の内容をお守りください。*水道法に規定された水質基準に適合する水を使用してください。※水質基準内であっても塩素濃度・石灰分・その他不純物の含有、また酸性水質の場合にはタンク・部品の劣化を早め、故障・水漏れの原因となる場合があります。*温泉水・地下水・井戸水は使用しないでください。(不具合などが発生した場合、無償保証はできません。)*マンションの貯水槽において、特に高濃度の塩素が含まれた水を製品に供給すると、タンク・部品の劣化を早め、故障・水漏れの原因となる場合がありますので、規定内の塩素濃度で管理された水を使用してください。*自家浄水システムの処理水を使用しないでください。■浴槽やタイルの目地、タオルなどが薄青くなることがあります。これは配管などに使われている銅管から溶け出した微量の銅イオンと、石鹸などに含まれる脂肪酸や皮脂などの湯あかが反応して、青い銅石鹸となって付着したものです。この付着物は人体に無害です。この現象は使用地域の水質によって銅管表面が新しい給湯機の使い始めに発生しやすく、使用時間とともに発生しにくくなります(水質によって長く続く場合があります)。青い付着物は放置すると取れにくくなりますので、小まめに掃除してください。浴槽やタイル目地の場合、市販の浴室用洗剤(油汚れ専用)で落とすことができます。タオルの場合、70℃~80℃のお湯に食用酢を混ぜて10~15%の溶液を作り、つけ置きすると色が落ちます。エコキュート使用上の注意点■冬期などで、お湯の使用量が増えてくると、ヒートポンプユニットの運転音が大きくなります。また、冬期は蒸発器に霜がつくと、除霜運転を行います。この間はタンクへの貯湯運転は行いません。その際、ヒートポンプユニットから湯気が出たり、水が流れ出ますが故障ではありません。■タンク内のお湯は放熱により少しずつ冷めます。■お湯の使用状態や自動保温運転などによって、沸き上げ温度は変化します。■沸き上げ時間帯に入浴などでお湯を使用した場合、設定湯温まで沸き上がらずに翌日の湯量不足の原因になる場合があります。■ヒートポンプ配管からの放熱で沸き上げ湯温が低くなる場合があります。■浴槽の循環金具の付近でもぐったりすると、髪の毛が吸い込まれ事故につながるおそれがありますので、ご注意ください。■台所リモコンは、防水タイプではありません。水をかけないでください。故障の原因になります。また、浴槽リモコンは、防水タイプですがなるべく水をかけないでください。故障の原因になります。■お湯の使用量により、昼間の沸き上げが変化し電気料金が高くなる場合があります。■リモコンの設定時刻がずれていると、電気料金が高くなります。■製品前面側(雨水の排水穴)から水漏れしている場合は、ドレン排水の確認・清掃、または水平設置への手直しをしてください。■エコキュートは、主に夜間に沸き上げしますが、学習したお湯の使用量に合わせて毎日沸き上げ量は変わります。お湯の使用量が少ない場合は沸き上げ量を抑えるため、満タンにならないことがあります。■断水時は給湯、お風呂への湯はりができなくなります。■ウォーターハンマー現象が発生する場合は、水撃防止装置を取り付けてください。■ジェットバスは、フルオートタイプでは、併用時に水位検知や性能保証ができませんので、使用しないでください。■タンク内を満水にしてから電源を入れてください。タンク内に水がない状態で電源を入れると、故障の原因になります。■タンク内のお湯を排水する場合には排水管が熱で変形しないように、タンク内のお湯を使いきるなど、水になってから排水してください。■据付後、工事説明書の「据付作業確認書」で据付内容をチェックしてください。■少しでも長くお使いいただくために、取扱説明書の内容に従って定期的にお手入れと日常点検を行ってください。■貯湯ユニット、ヒートポンプユニット、脚部カバー等の外装(主に端面)に錆が発生することがありますが、異常ではありません。■外気温が0℃を下回る地域で、別荘など長時間電源を切って使用しない場所には、据え付けないでください。製品に関する注意点■エコキュートは貯湯式給湯機ですので、瞬間式のガス(石油)給湯器よりも勢いは多少弱く感じるかも知れませんが、これは故障ではありません。浴室リモコンを優先にして、給湯温度を高くして手元の混合水栓で適温に設定してシャワーすると、勢いが多少強くなります。また、節水シャワーヘッドに交換していただきますと、勢いも増し更にお湯の節約になります。■エコキュートは貯湯式給湯機ですので、瞬間式のガス(石油)給湯器に比べ、連続して使用できるお湯の量には限りがあります。お湯の使用量が多いご家庭は、大きめのタンク容量の機種をお選びください。■機器を設置したときは必ず電力契約を確認してください。■時間帯別電灯契約の種類によって、時間帯と電力料金単価が異なります。■深夜電力契約では使用できません。41東芝エコキュートに関するご注意製品の保証について(保証期間と免責事項)(抜粋)■東芝エコキュートの本体保証期間は、お買い上げいただいた日から5年間です。【保証対象】貯湯ユニット(消耗部品は2年間です)、ヒートポンプユニット、台所リモコン、浴室リモコン。一般地向機種を、塩害地、寒冷地には据え付けないでください。5年保証の対象外となります。少しでも長くお使いいただくために、取扱説明書の内容に従って定期的なお手入れと日常点検を行ってください。※定期点検については、お求めの販売店・据付工事店・サービス会社または「東芝電気給湯機ご相談センター」にご相談ください。■消耗部品は、減圧弁、逃し弁、ミキシングバルブ、電磁弁(簡易ホッパー)、ポンプ、電動弁、水位センサー、銀イオン発生ユニットです。■お手入れ不足による浴槽の汚れや配管の詰まりは製品保証の対象外です。■製品以外の接続配管や配線、水栓などの故障、及びこれが原因で製品故障となった場合は製品保証の対象外です。■製品の故障ではない、試運転や点検、操作・取扱説明の現場対応は、保証の対象外であり、有料となります。■船舶、車両へ搭載すると、振動や揺れにより機器が故障するおそれがありますので、据え付けないでください。■地震、落雷、風水害、凍結などの自然災害による故障は製品保証の対象外です。■機器の故障に起因した水道代、電気代、風呂代、営業補償などの二次被害への補償はいたしません。また、機器の故障の有無によらず、防水や排水の処理をされていない床面に設置された場合の水漏れによる二次被害への補償もいたしません。■上記内容および取扱説明書・据付工事説明書の内容を守らなかったために発生した不具合については、保証期間内であっても無償保証の対象外となります。■免責事項の詳細は、保証書および取扱説明書でご確認ください。

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