電気温水器総合カタログ 2009年6月
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44据付工事の注意点転倒防止(150L以上 角形電気温水器)浴槽の穴開け (循環金具・ふろアダプター取付用)排水配管工事据付場所製品の据付上方側方前方可燃物からの離隔距離消防法 基準適合 組込形後方0mmアンカーボルト呼びドリル径 埋込み深さM1010.5mm35mmM1212.7mm70mm●室内に接地する場合は通気口を設け、密閉室にしないでください。結露して壁面にカビが発生したり、床面へ滴下したり、温水器に錆が発生したり等、故障の原因になります。●温水器の転倒防止のために、脚を全ヶ所とも必ずアンカーボルトで床面に固定してください。●アンカーボルト下穴は右表のようになります。●打込み式アンカーボルトを使用する場合は下図の手順にしたがって確実に固定してください。●この温水器は、「消防法 告示第一号(対象火気設備等及び火気器具等の離隔距離に関する基準)」に適合しております。建築物の可燃物等からの離隔距離は下表に掲げる値以上の距離を保ってください。●電気工事や排水工事および後日の保守点検が容易な場所に据え付けてください。温水器前面側を約500mm以上開けてください。●温水器の排水配管には必ず排水トラップを設けてください。排水トラップがないと、浄化槽等からの下水ガスの逆流により製品が腐食し、故障するおそれがあります。●浴槽の底部から100~150mm の位置にφ50mmの穴を1カ所あけます。このとき、穴の中心から45mm以内は浴槽底面の曲がりにかからない位置にしてください。●またバリはきれいにとってください。可動距離0~130mm壁固定用金具固定用ネジ(単位:mm)100~150穴の中心から45mm以内は底面の曲がりにかからないことφ5045金具の移動手順1.固定用のねじ2本をはずし、はずしたねじは元の通り取り付けます。2.左側に移動する場合は、左側の固定用ねじをはずし、その固定用ねじで壁固定金具を取り付けます。3.右側に移動する場合も、固定用のねじ2本をはずし、はずしたねじは元の通り取り付けます。4.壁固定金具を取り付けます。浴槽(外側)(内側)■循環金具の取付け●この循環金具は浴槽肉厚15mm以下用です。●この循環金具は往き・戻りの指定はありません。一人施行用フック棒一人施行用フック棒一人施行用フック棒■ふろアダプターの取付けカバー平パッキン※型式により形状が 異なります平シートオネジ循環口ボディカブセパッキン浴槽浴槽(外側)(内側)浴槽※一人施工用フック棒以外は 組み付けられています。浄化槽温水器排水配管排水トラップ0mm0mm0mm●本体外装の上面に壁固定用の金具が付いています。市販のアンカーボルトか木ねじを使用して、壁の張り部分に固定してください。●壁固定用金具は、本体外装の上面左右にも取り付けることができます。下記の手順に従って付け替えて使用してください。〈HPL-AH11-Aタイプ〉●このふろアダプターは浴槽⦆⦆肉厚20mm以下用です。※一人施工用フック棒以外は 組み付けられています。〈HPL-AH12タイプ〉●このふろアダプターは浴槽⦆⦆肉厚20mm以下用です。※型式により形状が 異なります。FRP製の浴槽等浴槽外面に凹凸がある場合は、サンドペーパー等で表面の凹凸がないように仕上げ処理をしてください。循環口ボディオネジアダプタ本体ナベ小ねじ2本カバー平パッキンカブセパッキンC平シート取付板サラ小ねじばね部オネジ打込み式アンカーボルトの例(芯棒打込み式アンカーボルトの例)ドリル等で穴をあける。ブロア-などで母材切粉を除去する。アンカーボルトを挿入して芯棒を打込む。芯棒の頭部が本体の頂部に接するまで打込む。上スペースとる(50cm)●防雨形ですが積雪地区に据え付ける場合には、小屋がけをして雪を防いでください。機器に積もった雪や、屋根から落ちた雪がとけて機器に入り、漏電や感電のおそれがあります。建物メンテナンス方向630mm700mm境界線●入れ替えやすく、運搬が可能な場所(開口部等が十分にある)に据え付けてください。●境界線までの距離が少ない場合には、製品の左右側面の一方を建物に接して施工してください。●メンテナンスを行うのに容易になります。※機種により排水配管の位置は異なります。

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