電気温水器総合カタログ 2009年6月
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46配管径・配管長1階の場合約19分約25分2階の場合※給水圧:300kPa 沸上がり温度:85℃以上  給水温:15℃ 湯はり湯温:42℃13A 25m10曲り以内浴槽への初回(初めての)湯はり、および配管の漏れ確認。この製品はタンク内にお湯がなくても最初の1回だけ水で湯はりすることができます。次の手順により配管の漏れの確認・動作確認を行ってください。①タンクに水を給水します。 給湯栓から水が出ることを確認してください。②電源を入れます。 [必ず漏電遮断器をすべて入れてください] ※タンク給水確認機能が働き、浴槽へ水が数リットル流れますが異常  ではありません。③メインリモコン、浴室リモコンの表示が点灯したことを確認します。④お風呂の栓をします。 (このとき残り湯がないこと)⑤「ふろ湯量」ボタン  にてお使いの浴槽に合わせて、湯はり量を決めます。  1.25坪のユニットバスに使われている浴槽では「180L」設定が  おすすめです。)⑥リモコンの「おふろ」 ボタンを押します。⑦「湯はりを開始します。排水せんをしめてください。」と音声でお知 らせし、湯はりを開始します。湯はりが完了すると、湯はり水位表示は下から4目盛目または2目盛目(大きな浴槽の場合)が点灯します。※このとき[U:22]表示のエラーが発生する場合がありますが、 タンク内にお湯がないことをお知らせしているためで、異常ではありません。※湯はり時間のめやす (耐熱塩ビ管で200L湯はりした場合)●試運転 ●時間帯別料金の場合1.温水器の漏電遮断器をすべて「入」にしたとき 各リモコンに右図のように表示するか。 2.現在時刻が設定できるか。3.「沸増し」ボタン3回を押して 全量沸増しを設定し、ヒーター 通電するか。 (『沸上げ中』の表示はで るか)4.実際にヒーター通電されているか。 (現在時刻を設定していないと通 電しません。) ●深夜電力(通電制御)の場合1.電力会社の了解を得てタイムスイッチを「入」にする。2.温水器の漏電遮断器をすべて「入」にしたとき 各リモコンに右図のように表示するか。3.メインリモコンに「★」印が出ていれば正常です。 出ていない場合は温水器本体が時間帯別設定になっていますので 「制御の切替方法」にしたがい設定をしなおしてください。4.メインリモコンに「沸上げ中」が表示されているか。 「沸上げ中」が表示されない場合は漏電遮断器をす べて5秒以上「切」にし再び「入」にしたとき「沸上げ 中」が表示されるか。5.実際にヒーターが通電されているか?試運転チェックポイントと試運転配管工事、電気工事が終わったら、つぎの順序でチェックしながら試運転してください。●配管後のチェック ●屋外に据え付けた場合、風雨、直射日光の防護は十分か。 ●据え付け床面の防水、排水工事はしてあるか。 ●据え付け床面の強度は十分か。 ●排水口空間(50mm以上)を確保しているか。 ●ストレーナにゴミが詰まってないか。 ●配管方式は据え付ける地区の基準に従っているか。特につぎの点 を確認する。温水器側配管(1)専用止水せんはついているか。(2)すべての給湯せんと混合水せんをひらいて専用止水せんをひらき、各蛇口からきれいな水が出てきたら蛇口をとじる。①逃し弁、減圧弁、その他配管接続部に水漏がないか。②逃し弁のレバーを手で開閉し、放水、止水が正常か。(3)専用止水せんを閉じ、逃し弁のレバーを開けてから排水せんをひらいて排水し、タンク内を一度全部からにする。 ●排水ができるか。(4)再び給水し、保温工事をする。 ●凍結防止配管の場合、凍結防止ヒーターがついているか。浴槽との循環配管(1)浴槽の循環金具は別売り部品のものが付いているか(2)接続部から水漏れはないか(3)フレキ管を使用している場合は500mm以内か(4)指定された配管径・配管長になっているか(5)鳥居配管は指定した範囲以内か●電気工事後のチェック ●アースの接続は確実にしてあるか。 ●アース線の太さは、単線φ2以上またはより線3.5mm以上あるか。 ●給湯せんから水が出るか。 ●電源ケーブルが端子台にしっかりねじ止めしてあるか。ねじ締めが不十分だと発熱し火災の原因となります。締付トルクは2.0N・m以上か。線間絶縁距離は6mm以上か。 ●リモコンケーブルは電源電線に交差していないか。 ●浴室リモコンの取り付けは確実か。 ●リモコンケーブルの接続は確実か。 ●漏電遮断器のテストボタンを押してレバーが「切」になるか。★★沸上げ中⑧湯はりが終わると「湯はりを終了します。」と音声でおしらせし、ポ ンプ循環を開始します。⑨ポンプ循環中に配管の水漏れの確認をします。特に循環金具から泡が出たままの状態が続いているときは戻り配管に漏れがあります。⑩リモコンの「おふろ」ボタンを押してふろ自動運転を停止します。エラーが発生している場合にはエラー解除してください。冬期などの場合、自動運転を停止しても凍結防止運転のためポンプが回ったままになる場合があります。ポンプを停止するには、浴槽の水を排水してください。⑪浴槽の水を排水し完了です。※上記の操作を一度行った後、タンク内が水のまま(残湯が0Lの状態)湯はりすると[U:22]が出て停止しますが異常ではありません。もう一度水で湯はりを行いたい場合は、本体PC板のリセットボタンを押してください。マイコンが初期化され水で湯はりできるようになります。

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