電気温水器総合カタログ 2009年6月
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48配管工事例 ※2階浴槽で快適に使用するには『高圧力型』をおすすめします。配管径・配管長形 式高圧力型標準圧力型1階の場合約19分約30分約25分2階の場合※給水圧:300kPa タンク湯温:85℃以上  給水温:15℃ 湯張り湯温:42℃13A 25m10曲り以内13A 25m10曲り以内約47分※配管径が細いほど、また配管が長いほど、 湯はり時間は長くなります。設置場所1階13A~16A13A~16A 25m10曲り以内 25m10曲り以内 2階管 径配 管 延 長・耐熱塩ビ管・架橋ポリエチレ ン管・ポリブテン管・銅管4m以下3m以内ふろアダプター中心使用高さ範囲タイプ高圧力型●鳥居配管 ● 鳥居配管落差は3mまでにしてください。 ● 2階浴槽までの落差は4mまでです。 ● 風呂湯はり配管は13A~16Aで最長25m・10曲りまで対応可能です。3m1m以内4m●浴槽への配管 ● 浴槽への湯はり配管は、耐熱、耐食性を考慮し、銅管、耐熱塩ビ管、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管等を使用してください。 ● 配管継手は必ず耐熱・耐食性のある継手を使用してください。 ● ふろアダプターは必ず専用の別売部品を使用してください。別売部品を使用しないと、湯はりや追焚きが正常にできずエラーが出ることがあります。 ● 使用する浴槽の目安は120L~450L位です。 ● 製品1台で2つの浴槽と接続しないでください。 ● 配管内にロ一材が流れ込まないよう十分注意してください。配管が狭くなり、正常に運転しないことがあります。 ● 浴槽の種類によっては、湯はり中に浴槽が振動して音が発生することがあります。発生時には流量調節弁などを入れて流量を調整してください。 ● フレキ管は2箇所で1mまでの使用としてください。 ● 湯はり配管の管径、配管延長及び使用高さ範囲は、次の表及び図により行ってください。 ●階下給湯 ●階下への給湯は5m以内にしてください。 ●ヘッダーサヤ管方式での配管施工の場合には高圧力型をおすすめします。●湯はり時間の めやす (耐熱塩ビ管で 200L湯はり した場合)階上5m以内階下5m以内3m以内※標準圧力型の場合は2mまで※配管の施工にあたっては、当該水道局の条例に基づき正しく行ってください。 ● 水栓は湯水混合水栓を使用することをお勧めします。特に浴室では、サーモスタット付き混合水栓等の使用をお勧めします。 ● 水栓には必ず逆止弁付き湯水混合水栓を使用してください。 ● 逆止弁の付いていない混合栓を使用した場合や混合栓が故障した場合には、お湯や水が逃し弁より排水される場合があります。●水栓●メインリモコン、浴室リモ コンと電気温水器本体との リモコンケーブル接続方法●追焚きフルオート●2ヒーターセミオート●1ヒーターセミオート本体制御基板ABメインリモコンからの接続ケーブル浴室リモコンからの接続ケーブル青(浴室リモコン用)赤(メインリモコン用)浴室リモコンのケーブルは青色、メインリモコンのケーブルは赤色のケーブルに加締めてください。・高圧力型を使用する際には給湯配管を確認してください。老朽化している場合には配管より水漏れするおそれがあります。(入れ替え時) ●配管工事は、据付地区の気候条件にあわせた標準配管例に準じて行ってください。 ●端末に接続する給水器具内(混合水せん)で水側から湯側へ逆流しないよう、器具の選定・配管経路に注意してください。湯量不足の原因になります。 ●銅配管をするときは、ロー付け用のフラックスが、温水器の中に入らないようにしてください。タンクに入ると穴あき、ヒーターパンクの原因になります。 ●配管材料は切断後、必ずバリ取りをしてから使用してください。バリが減圧弁・逃し弁に入ると動作不良の原因になります。 ●床面からの配管・立ち上がり寸法は、使用する配管材料および部材により決めてください。 ●絶縁ブッシングは必ず使用してください。このブッシングは絶縁性能を有するばかりでなく配管やタンクから水漏れした際のドレンパン構造を構成するものであり、はずしたままだと水漏れのとき損害が大きくなります。 ●給水圧力は200kPa以上で使用してください。特に『高圧力型』は水圧が低いと十分に能力を発揮することができません。 ●新しい銅管を使用する場合(銅管の内面が新しい時)、浴槽の喫水部分に青い線(付着物)が付くことがあります。この付着物は 毒性は無く、全く健康への害はありません。市販の台所の油汚れ専用洗剤をスポンジにつけてこすれば除去できます(浴室用の 洗剤よりもよくおちます)。通水(通湯)を繰り返すうちに、発生しにくくなります。 ●サヤ管へッダー方式で配管する場合、継手部の口径が細いものがあり、出湯流量が少なくなる場合があります。出湯流量が十分とれる口径のものを選定し、配管してください。また、高圧力型電気温水器を必ず使用してください。 ●ウォーターハンマーが発生する場合はウォーターハンマー防止措置を行ってください。凍結防止ヒーターキッチン・洗面所等混合水せん落し込み用混合水せんサーモスタット付シャワー混合水せん水せんは湯水混合水せんを使用することをお勧 めします。特に浴室では、サーモスタット付混合水せん等の使用をお勧めします。 混合水せんは逆止弁付を使用してください。・排水管の端末は排水トラップの上方を開口し、排水口空間(50mm以上)を確保してください。・通電中は、タンク内の膨張水が出ますので、排水管は必ず排水トラップまで導いてください。・排水管と排水トラップはパテ等で密閉しないでください。・フレキ管は使用しないでくださ い。流れが悪くなり逆流します。湯はり配管・配管口径:13A・15A・16A・材料:耐熱塩ビ管、架橋ポリエ チレン管、銅管等・フレキ管で接続するときは、50cm 以内(片側)にしてください。 ロー付けは3分間以上加熱しな いでください。・鳥居高さは3m以内にしてください。キッチン・洗面所等で音声の聞き易い場所に取付けてください。排水管(Rc3/4) 絶縁ブッシング(6ヶ)専用止水せん(Rc3/4)ふろアダプター・必ず純正品を使用してください。純正品以外の部品を使用すると、 正常に湯はりができません。・浴槽の肉厚は20mm以下です。・浴槽の底部から100~150mmの位置にφ50の穴を1カ所あけ ます。このとき穴の中心から45mm以内は浴槽底面の曲がりにかか らない位置にしてください。またバリをきれいに取ってください。・フレキ管で接続するときは、フレキ管の長さを50cm以内(片側)に してください。・ロー付けは3分間以上加熱しないでください。平パッキンや中の部品 が変形し水漏れの原因となります。・水道メーターと本体の間 でお客さまの操作のしや すい場所に設けてくださ い。保守点検に必要です。専用止水せん(Rc3/4)給水配管給湯配管●配管工事  上水道を使用する場合は当該水道局の条例に基づき認定工事業者が次により施工してください。 <標準配管例>・凍結のおそれのある配管すべてに凍結防止ヒーターを巻いてください。・特に浴槽への湯はり配管には必ず凍結防止ヒーターを巻いてください。・破線部が凍結防止ヒーター取付位置です。・凍結防止ヒーターのサーモ部(感熱部)は温水器の中に入らないようにしてください。・配管工事をするときは、必ずダブルレンチで配管してください。相手側の部品にストレスが加わり水漏れの原因になります。配管工事は、この『工事説明書』にしたがい行ってください。守らないとエラーが発生し、湯はりができないことがあります。特に浴槽への湯はり配管は、表示している配管口径・配管長を必ず守ってください。・本体の外に取り付け てください。減圧弁 の交換、温水器の保 守、点検に必要です。・耐食性のある材料の ものを使用してくだ さい。ユニオン(Rc3/4)・水抜きをした水 は排水口へ導い てください。・凍結のおそれが ある時期になっ たら、水抜きを してください。水抜栓メインリモコン浴室リモコン排水口空間50mm以上・ドレンパン排水ホースは万一、タンクから水漏れした 場合に排水トラップへ排水するものです。・排水量の限度は1L/分です。・タンクの破損による水漏れや腐食の進行による水漏れ など排水量の限度を越える水漏れは排水できません。・排水の勾配は必ずとってください。・排水ホースは1mありますが、余分は現地で切ってくだ さい。また、排水ホースは延長して使わないでください。ドレンパン排水ホース(L=1m)・耐熱・耐食性のある ステンレス管・銅管・塩ビ管(給水配管)・耐熱塩ビ管配管材料・架橋ポリエチレン管・ポリブテン管配管口径16A以上20A排水トラップ機器を設置する床面には必ず防水処理・排水処理を行ってください。2ヒーターセミオート1ヒーターセミオート

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