電気温水器総合カタログ 2009年6月
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60据付工事の注意点●据付場所消防法 基準適合 組込形建物メンテナンス方向700mm境界線カビ可動距離0~130壁固定用金具固定用ネジ●転倒防止〈貯湯タンクユニット〉●製品の据付●貯湯タンクユニットの転倒防止のために、脚を全ヶ所とも必 ずアンカーボルトで床面に固定してください。●アンカーボルト下穴は下表のようになります。●浴槽の穴開け (循環金具取付用)●排水配管工事●貯湯タンクユニットの排水配管には必ず排水トラップを設けてください。排水トラップがないと、浄化槽等からの下水ガスの逆流により製品が腐食し、故障するおそれがあります。●浴槽の底部から100~150mmの位置にφ50mmの穴を1カ所あ けます。このとき、穴の中心から45mm以内は浴槽底面の曲が りにかからない位置にしてください。 またバリはきれいにとってください。(単位:mm)100~150穴の中心から45mm以内は底面の曲がりにかからないことφ5045可燃物からの離隔距離上方側方前方後方0m0m0m0mアンカーボルト呼びドリル径 埋込み深さM1212.7mm70mm芯棒打込み式アンカーボルトの例浄化槽貯湯タンクユニット排水配管排水トラップ500mm以上オネジ打込み式アンカーボルトの例ドリル等で穴をあける。ブロア-などで母材切粉を除去する。アンカーボルトを挿入して芯棒を打込む。芯棒の頭部が本体の頂部に接するまで打込む。●防雨形ですが積雪地区に据え付ける場合には、小屋がけをして雪を防いでください。機器に積もった雪や、屋根から落ちた雪がとけて機器に入り、漏電や感電のおそれがあります。●給湯箇所に近い所に据え付けてください。●最低外気温がマイナス10℃を下回る地域では、貯湯タンクユニットは屋内に設置してください。●室内に設置する場合は通気口を設け、密閉室にしないでください。結露して、壁面にカビが発生したり、床面へ滴下したり、機器に錆が発生したり等、故障の原因になります。●機器と建物の隙間寸法については各地区の火災予防条例によって施工してください。●この貯湯タンクユニットは、「消防法 告示第一号(対象火気設備等及び火気器具等の離隔距離に関する基準)」に適合しております。建築物の可燃物等からの離隔距離は下表にあげる値以上の距離を保ってください。●電気工事や排水工事および後日の保守点検が容易な場所に据え付けてください。機器前面側を約500mm以上あけてください。●入れ替えやすく、運搬が可能な場所(開口部等が十分にある)に据え付けてください。●境界線までの距離が少ない場合には、製品の左右側面の一方を建物に接して施工してください。メンテナンスを行うのに容易になります。●本体外装の上面に壁固定用の金具が付いています。市販のアンカーボルトか木ねじを使用して、壁の張り部分に固定してください。●壁固定用金具は、本体外装の上面左右にも取り付けることができます。下記の手順に従って付け替えて使用してください。1.固定用のねじ2本をはずし、はずしたねじは元の通り取り付けます。2.左側に移動する場合は、左側の固定ねじをはずし、その固定用ねじで壁固定金具を取り付ます。3.右側に移動する場合も、固定用のねじ2本をはずし、はずしたねじは元の通り取り付けます。4.壁固定金具を取り付けます。金具の移動手順●循環金具の取り付け ●この循環金具は浴槽肉厚15mm以下用です。 ●この循環金具は往き・戻りの指定はありません。(無極性)

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