東芝キヤリア社会環境報告書 2015年
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果樹園カブトムシの堆肥場ソーラーパネル調整池駐車場シランを移植浄化槽ビオトープ予定地掛川開発センター外観(環): 環境省レッドリスト(静): 静岡県レッドリスト昨年の小学生イベントの様子シラン準絶滅危惧(環)(静)ウサギ木枠をつくり生育場所を整備する様子グランプリ作品撮影者 杉山 弘文(すぎやま ひろふみ)開発センターの桜は、毎春きれいに咲き揃います。機会がありましたらお越しください。製品展示コーナー(HeaRTS)も開設しています。生物多様性保全活動の紹介および環境一斉アクション掛川開発センター 掛川開発センターは、大形熱源機などの開発拠点です。敷地内には、面積の約1/3を占める太陽光発電パネルが設置され、発電量は一般家庭約700世帯分の消費電力量(2MW)に相当します。また、生物調査の結果、タヌキやウサギなどの哺乳類をはじめ、たくさんの昆虫類、準絶滅危惧種の植物であるシランが群生していることがわかりました。定期的な観察の他、赤外線カメラを設置して、動物などの継続的な調査を続けています。2014年度は、富士市の小学生を招いて環境調和型製品の見学と自然観察を行うイベントを開催しました。Kakegawa Engineering Center挂川开发中心敷地内の生態系を赤外線カメラで継続観察カブトムシの幼虫の生育環境を整備 掛川開発センターでは、刈り取った芝草の集積が腐葉土となり、カブトムシの幼虫に適した生育環境となっています。育った幼虫を近隣保育園に寄贈し、地域の皆さまとの交流に役立てています。しかし、最近は雑草の繁茂と水没で、産卵数が減少傾向にあることから整備に着手しました。まず、従業員から有志を募り、堆肥集積場所を管理しやすい場所へ移動して生育区画をつくりました。また、雨水が溜まるのを防ぐため、傾斜を付けて排水路を掘り、生育環境を整えました。「桜と掛川開発センター」の写真コンテストを開催 掛川開発センターの周囲には約80本の桜の木が植えられており、毎年、年度が変わる時期には美しい花を咲かせます。「掛川事業所」から「掛川開発センター」へ名称変更したのを機に、改めて周囲の豊かな自然を見つめ直そうとの想いで「桜と掛川開発センター」をテーマとしたフォトコンテストを開催しました。応募作品はロビーに展示し、全従業員のお気に入り投票によってグランプリを決定しました。今後も開発センターとそれをとりまく環境を大切にしていきます。掛川開発センター 環境一斉アクションEnvironmental Action Plan of the Kakegawa Engineering Center / 挂川开发中心 环保一起行动23東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2015環境活動報告Environment Activity Report 环保活动报告あ空き缶を 見つけて拾う さりげなく 誰か見ていて くれないかしら(スタッフ/kamome99)

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