東芝キヤリア社会・環境報告書 2016年
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夏の陽射しをたっぷり浴びて、太陽光発電の見学と自然観察さあ、エコ・フラッグづくりのスタート! 掛川開発センターの敷地内には大形の太陽光発電システムがあります。これは、8,736枚の太陽光パネルで、約700戸分の消費電力量をまかなうことができるものです。子どもたちは、太陽光パネルの仕組みを学習してから実際のシステムを見学したので、自然エネルギーを利用した発電についてより理解が深まりました。また、敷地内には林や草むらが広がり、タヌキやウサギなどが生息しています。そのほか、カブトムシの幼虫が育つ刈草置場があったり、さまざまな昆虫が生息したりして、豊かな自然を形成しています。子どもたちは、敷地内の生物の生息状況を赤外線カメラで撮影したビデオを鑑賞した後、虫捕り網とかごを持って、草むらに生息するバッタなどを追いかけました。 エコ・フラッグは、子どもたち一人ひとりの思い出が、一枚の大きな旗に寄せ書きされるものです。午後からは、2チームでの旗づくりが始まりました。白地の旗に直接絵や言葉を描くのは難しいので、大学生のアドバイスを受けながら、まず紙に鉛筆で下描きを行いました。下描きを終えた人から順にクレヨンや専用マーカーを使って本番開始です。本番では、フェルトやモールを使って立体的な装飾を行うなど、それぞれの独創的なアイディアが加わり、最後に、チーム名を旗のセンターにデザインして、エコ・フラッグを完成させました。掛川開発センターへは、大学生のお兄さんやお姉さんと一緒にバスで行きました。いろいろな楽しいお話ができました。ショールームには、自分の家にはない大形のエアコンがたくさんあり、使われ方の説明や実際の体験がおもしろかったです。旗づくりでは、見学したことや昆虫採集したことをしっかり描けたと思います。とても楽しい一日で、夏休みの思い出になりました。さまざまな機器の見学はもちろん、敷地内での自然観察も貴重で楽しい経験になったと思います。エコ・フラッグの製作は、下描きの段階では多少心配もありましたが、メモの内容や資料と照らし合わせながら、無我夢中で白地の旗に書き込んでいく子どもたちの姿を見ると、その心配もどこかに消えてしまいました。最後は、立派な作品に仕上げることができ、また、小学生の皆さんと一日を通じて仲良くなれて、良かったと思います。HeaRTSには、大形の業務用冷凍・空調機器やヒートポンプ技術を利用したCAONSシリーズなどが展示され、しかも体験もできるので子どもたちはたいへん興味を持った様子でした。無響室やサーモビュアも、「どうしてこんな試験設備が必要なのか」を理解してもらえたと思います。技術開発が自然豊かな環境で行われていること、その環境を維持するためにさまざまな努力を行っていることが、子どもたちはこの環境イベントを通じて理解できたと思います。「エコ・フラッグづくり」の感想掛川開発センター埜林 秀光小学生 大学生掛川の説明員 戦しました。なの気持ちが一つになった掛川での一日 在掛川大家齐心协力的一天※詳しくは、下記ホームページをご覧ください。http://www.toshiba-carrier.co.jp/company/csr/index_j.htmwebの ばやし  ひで あき太陽光発電の説明を受ける子どもたちみんなでエコ・フラッグの本番作成敷地内草むらで虫捕り20東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2016ままた一つ 地球良い事 省エネで(関係会社/小林 宏治) け健康な地球 生物多様性と人の調和(スタッフ/あーす)

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