2019年7月：欧州改正RoHSフタル酸エステル4物質の禁止開始（カテゴリー1-7, 10）。2016年7月：中国改正RoHS表示マークの白物家電等への拡大。今後一部製品(TV、PCなど)の有害物質含有禁止。2015年1月：韓国REACH韓国において欧州と同様の化学物質の登録届出制を開始。2016年（予定）：ロシア3国同盟RoHSロシア・ベラルーシ・カザフスタンの３国同盟において、RoHS適用。2013年10月：カリフォルニア州Safer Consumer Product Regulations懸念化学物質の指定および代替製品の評価。2017年(予定)：シンガポールRoHS欧州と同様に技術文書の作成・保管。適合宣言書の輸入時提示。2014年5月：インドRoHS一部製品（TV、PC、冷蔵庫、洗濯機など）の有害物質含有禁止。2017年（予定）：UEA RoHS欧州と同様に技術文書の作成・保管。世界各国の含有化学物質に関する規制動向の一例オゾン層保護法RoHS指令私たちの暮らしにかかわる製品や、その製造段階でも化学物質が使われていることが分かりました。日常たくさんの化学物質に囲まれているなかで、私たちはさまざまな化学物質にかかわるリスクと正面から向き合い、「どんな化学物質が人体に影響があるか」「環境への影響は大丈夫か」など、適正な化学物質に関する情報を把握することが大切です。化学物質ごとに人体や自然環境に及ぼす影響が異なります世界にはさまざまな化学物質にかかわる規制があります 化学物質は、人体や自然環境など、影響するターゲットによって、さまざまな管理基準が設けられています。そのような基準は、技術の進歩によって新たに使用されるようになった化学物質のリスクや、既存の化学物質で新たに確認されたリスクによって、日本はもちろん世界で各種法令や規制に反映されています。化学物質によるリスクを減らす 学習の巻法令によって定められた有害化学物質がたくさんあるね。いろんな国が化学物質の規制に取り組んでいるね。労働安全衛生法六価クロムニッケル化合物水質汚濁防止法ヒント博士の「なるほど環境絵巻塾」トリクロロエチレン WSSD※1の目標達成に向けて、化学物質管理の強化に向けた取り組みが各国で進められています。EUでは、2006年12月に化学物質の登録、評価、認可、制限に関するREACH※2規則が成立しました。またRoHS指令※3が2006年7月1日に施行されました。アメリカでは2009年に「TSCA※4／有害物質規制法」改正のための基本原則が公表され、カナダでも2006年に新たな「CMP※5／化学物質管理計画」が発表されました。アジア地域でも、中国の「新規化学物質環境管理弁法」が2010年に改正され、「危険化学品環境管理登記弁法」が2013年に施行されています。その後、下図で示すように世界各国で順次新しい規制が施行されています。特集❶Various initiatives are underway to minimize the risk of chemical substances.一の巻二の巻※1 WSSD: World Summit on Sustainable Development※2 REACH: Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals※3 RoHS: Directive on the Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical equipment※4 TSCA： Toxic Substances Control Act※5 CMP: Chemicals Management Plan※6 化学物質排出移動量届出制度 ： Pollutant Release and Transfer Register※7 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律※8 鉛(Pb)、水銀(Hg)、カドミウム(Cd)、六価クロム(CrⅥ)、ポリブロモビフェニル（PBB）、ポリブロモジフェニルエーテル（PBDE）で、水銀100ppm以上、そのほかの物質1000ppm以上を禁止している※9 物質の用途によって除外される項目5東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2016ほぼくらの手 捨てる前に みんな守る明日資源（関係会社／大竹口 秀博） へペンギンの 立つ瀬なくなる 温暖化（川崎／kamome99）
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