東芝キヤリア社会環境報告書 2017年
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製品の設置工事時に出る廃棄物処理をはじめとした遵法推進リーダーです。1998年から現場で出たすべての産業廃棄物のマニフェストへの情報記載が義務付けられ、現在、紙から電子化への動きが加速していることから、製品の設置現場での電子化に取り組んでいます。東芝キヤリア株式会社サービス・工事企画部安養寺 靖彦あん よう  じ   やす ひこ津山工場は、掛川開発センターで開発・設計されたUSXをはじめとする大形熱源機の製造を行っており、環境と工務の両方を担当しています。当工場は、約25万㎡の敷地面積のうち約53%の緑化率があり、環境保全活動が盛んな自然豊かな工場です。東芝キヤリア株式会社津山工場津山生産企画部山本 孝やま もと  たかし省エネを実現する大形熱源機の開発リーダーとして、掛川開発センターで設計を担当しています。当センターは東芝キヤリアの主要開発拠点で、富士・津山の両製造工場と連携するとともに、各種環境活動にも積極的に取り組んでいます。東芝グループの各事業所から出される廃棄物について、リサイクルを推進するのが主な業務です。神奈川県産業廃棄物協会のメンバーでもあり、環境法規関連のスペシャリストとして、廃棄物処理法などの環境教育を東芝グループ内外などで行っています。東芝キヤリア株式会社掛川開発センター熱源設計部丹野 英樹たん の   ひで  き東芝環境ソリューション株式会社リユース・リサイクル事業部太田 智おお た  さとし製品のライフサイクルを考え、資源有効活用に貢献する製品のライフサイクルを考え、資源有効活用に貢献するDetermine a Product Life Cycle and Contribute to the Effective Use of Resources 考虑产品使用寿命周期,促进资源有效利用特集①「環境すごろく」のステージ4では、製品の企画・設計段階からユーザーが製品を使用した後、最終的にリサイクルされるまでを解説しました。このような製品ライフサイクルでは、随所に資源の有効活用が行われています。そこで、東芝キヤリアが提供する製品のうち、資源の有効活用に関して最も影響のある大形製品にフォーカスし、設計、製造、製品全般の据え付け工事部門のメンバーに集まってもらい、東芝環境ソリューション株式会社のリサイクル工場を見学した後、リサイクル分野のスペシャリストを交えて座談会を行いました。特集座談会座談会9東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2017ぬ抜け道はないよ 地球温暖化対策(スタッフ/平岡 三千代) るルールを守って環境事故“0”継続中(スタッフ/甲野 藤尾) 

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