東芝キヤリア社会環境報告書 2017年
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環境監査の様子(TCAC)異常想定訓練の様子(TCFG)「グローバル環境パトロール」の様子(TCTC)表彰式の様子新入社員への環境教育東芝キヤリアグループでは、外部認証機関からの監査を受け、国内3拠点、海外3拠点※でISO14001認証を取得しています。また、内部監査では東芝環境監査のスキームで「環境経営監査」「サイト監査」「製品技術監査」を実施しています。現在までにサイト監査員11名、製品技術監査員15名、地域監査員6名が(株)東芝から認定されています。2018年9月からは新ISO14001への移行が求められているため、準備を進めています。ISO14001 Certification and Environmental Audit / ISO14001认证和环境审核ISO14001認証と環境監査※ 富士工場(富士冷熱工業(株)、東芝キヤリアエンジニアリング&ライフサポート(株)、富士東芝キヤリアプロダクツ(株)含む)/  津山工場/掛川開発センター/東芝キヤリア タイ社/TCFGコンプレッサ(タイ)社/東芝開利空調(中国)有限公司国内外合わせて環境関連法規の数は多く、しかも改正が頻繁に行われるため、内容をいち早く把握して対応することが重要です。地域によってもその内容が異なるため、拠点ごとに関連法規の改正情報を随時入手し対応しています。また、拠点幹部を含むメンバーが拠点内の環境パトロールを行うほか、環境会議を開催して遵法管理を行っています。さらに、環境リスクの高い施設では、従業員による異常想定訓練を実施し、問題の早期発見と解決に取り組んでいます。Regulatory Compliance Management in Each Operating Site / 各基地的守法管理各拠点の遵法管理国内外で製造活動が拡大する中、各国の法令遵守や、製造や開発分野で環境リスクのある拠点については、リスクの撲滅を最重要課題として2016年度から環境推進担当責任者が「グローバル環境パトロール」を実施しています。現地を訪問して確認し、内部監査による指摘があった場合はアフターフォローを行います。また、拠点特有の課題についても、環境推進責任者と話し合いながら迅速かつ確実に対応ができるよう支援しています。Toshiba Carrier Group “Global Environmental Patrol” / 东芝开利集团 “全球环境巡查”東芝キヤリアグループ「グローバル環境パトロール」「社会・環境報告書2016」について、環境省と一般財団法人地球・人間環境フォーラムが主催する「第20回環境コミュニケーション大賞(優良賞)」を受賞しました。また、津山工場の環境工務担当グループ長の山本孝が、長年の中国地区の工場における省エネルギー施策などの功績が称えられ、「平成28年度 エネルギー管理功績者中国経済産業局長賞」を受賞しました。受賞とともに、中国地区4県で津山工場の取り組みについて紹介しました。Assessment by Outside Parties / 来自外界的评价外部からの評価毎年1回、グループ全体の環境教育を行うとともに、新入社員、一般社員、役職者、技術者、環境施設取り扱い者について、役割に応じた階層別、業務別教育も実施しています。環境問題を身近に認識し、各自が環境に配慮した日常業務を遂行できるような環境教育を目指しています。2017年度の新入社員教育では、座学のほか、工場内の適正な廃棄物処理の様子やビオトープなどを見学し、職場や家庭において自身ができることを「マイecoチャレンジ」として宣言しました。Environmental Training for Employees / 环境人才培训環境人材育成18東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2017ゐいい製品を作って減らすCO2(スタッフ/広田 萇) の野ウサギが駆け回る自然豊かな開発センター(スタッフ/田川 敬太郎)

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