東芝キヤリア社会環境報告書 2017年
7/32

▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ 急増する廃棄物の中でも、容器包装類は家庭ごみの約6割(容積比)を占めていました。また、技術的にリサイクルが可能であるにもかかわらず、ほとんど実施されていませんでした。このような背景から、自治体だけではなく、消費者や生産者を巻き込んだ新しい仕組みの整備が求められ、1995年に「容器包装リサイクル法」が制定されました。容器の多様化が進むと、回収と再資源化の法規制が整備される携帯電話、スマホ、デジカメ、携帯音楽プレーヤーなど、製造時に多様な金属を使用しているこれらの機器も、普及が増大するにつれて適正な処分が必要になってきました。2012年に制定された「小型家電リサイクル法」では、消費者、事業者、自治体、小売業者、認定事業者が協力し、自発的な回収方法やリサイクルの実施を工夫しています。大型家電だけではなく、身近な小型家電もリサイクルの対象に循環型社会の構築期(1990年代半ば~2010年代初め)廃棄物の量が増大すると、処理の負荷を少しでも減らすために、「モノのリサイクル」という考え方がクローズアップされてきました。個別のモノごとに法律で強制力のある回収を定めたさまざまなリサイクル法が登場しました。当時、環境問題で先行していた欧州はリサイクル政策でも先行していましたが、日本もそれに遅れをとることなく個別リサイクル法の制定を進めていきました。スチール缶・アルミ缶・ガラス瓶・段ボール・紙パック・紙製容器包装・ペットボトル・プラスチック製容器包装 など廃棄物の種類ごとに処理が異なるので回収も分別で!4家電製品の大型化とペットボトルの普及でリサイクルの需要が高まる5欧州も日本も、最初のリサイクル対象は容器包装廃棄物1テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機は「家電リサイクル法(1998年制定)」の対象2過度な新鮮志向による食品廃棄物の増大により誕生したのが「食品リサイクル法(2000年制定)」3建設工事から出る廃棄物の再資源化と再利用「建設リサイクル法(2000年制定)」4廃車の適正処理を定めた「自動車リサイクル法(2002年制定)」5もはや暮らしの必需品になったケータイなどにもリサイクル法が適用6普段使っている家電がたくさんあるんだね!無許可の回収業者には注意してね!2つもどる廃棄物を分別しないで捨てた1つすすむ空き缶や段ボールの“集団回収”活動に参加香川県・豊島に大量に捨てられた産業廃棄物(共同通信イメージズ提供)1993年産業廃棄物管理票制度が始まる解しよう!!解しよう!!ステージ2「モノを回収してリサイクルする」を実行した時代「モノを回収してリサイクルする」を実行した時代テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機家電リサイクル法 ガイドブック(経産省)http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/case2/pdf/guidebook.pdfパソコン、携帯電話、デジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤー、電子辞書、ゲーム機、電源アダプタ、電気カミソリ など私たち(生活者)家電小売店家電メーカー、輸入業者6東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2017に日光の めぐみを溜めて 山が咲く(スタッフ/平岡 常次郎) ほほたる一匹 浴衣を照らす 満点の空(中部/おこぶり)

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る