東芝キヤリア社会環境報告書 2018年
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普及啓発従業員教育、情報発信、外部との連携環境方針、 環境アクションプランの実行、ISO14001  目的・目標への    取り組み    化学物質管理、工場排水の浄化 拠点内外に 外来種の調査 生態系調査デ 蓄積・開 戦略・計画への取り組み持続可能な生産生息地破壊の抑止化学汚染の抑制外来種の防除 東芝キヤリアグループの事業活動と関連する愛知目標 東芝キヤリアグループの取り 知識・技術の向上と普及目標19目標1目標4目標2目標9目標8目標5地球温暖化抑制、資源有効活用  自然生息地と  自社拠点を結ぶ 生態系ネットワークの構築、    植林活動①自然観察会の様子(津山) ②環境イベントの様子(掛川)③学校訪問(TCTC) ④学校訪問(TCAC)①寄贈されたカブトムシに喜ぶ子どもたち(掛川) ②ビオトープに飛来したカルガモ(富士)③原生林とため池(津山) ④敷地内で草を食べる野ウサギ(掛川)生物調査の様子(富士)愛知目標20項目のうち、10項目についてグローバルに活動を展開 We are expanding our activities for 10 of the 20 Aichi Targets on a global level / 将20个爱知目标项目中的10个项目推广成全球活动従業員は、社内教育を通じて事業活動のなかの環境活動について学んでいます。また、環境関連の社外教育も行っています。富士工場や掛川開発センターでは、地域の小学生が、環境関連施設やビオトープの見学を通じて、生物多様性保全と事業活動の関連性を学んでいます。また、東芝キヤリアタイ社(TCTC)や東芝キヤリア中国社(TCAC)では、従業員が近隣小学校を訪問し、環境教育を実施することによって、次の世代の環境意識醸成に貢献しています。拠点内の生態系を豊かにし、地域との関係性を築く活動を行っています。富士工場ではビオトープをつくり、絶滅危惧種のメダカをはじめ、さまざまな動植物が生息し、カルガモが産卵に訪れるようになりました。掛川開発センターでは、敷地内で刈った草を集め、カブトムシなどが産卵できる場所をつくりました。ここで育ったカブトムシを近隣保育園に寄贈し、子どもたちに自然と触れる機会を提供しています。各拠点の生物調査を通じて、外来種の生息状況を継続調査しています。ヒメジョオンやセイタカアワダチソウなどの身近な植物や、ウシガエル、ミシシッピアカミミガメ、ソウギョなどの水生動物まで、多様な外来種が入り込んでいることが判明しました。そのため(TCAC)では、近隣の企業やNGO団体と協力し、拠点近隣(銭塘江周辺)で外来種の防除活動を実施しています。東芝キヤリアグループは、生物多様性保全の国際的指標である「愛知目標」に基 活動は各拠点の環境アクションプランやISO14001の活動目標に組み込まれ、 また、日本国内の各社・各団体の活動を取りまとめる「にじゅうまるプロジェクト」 目標1のほか、2、19に貢献【環境教育関連】目標9、11のほか、1、5、19に貢献  【拠点内外の外来種の 目標5のほか、1、12、14に貢献【拠点内自然の保護と域外生態系とのリンク・貢献】❶❶❷❷❸❸❹❹❶❶❷❷❸❸❹❹生物多様性保全活動Environment Activity Report 环保活动报告環境活動報告Biodiversity Conservation Activity 保护生物多样性的活动19東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2018や山奥からの自転車通勤 筋肉もりもり 環境貢献(富士/かつヤスト)

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