東芝キヤリア社会環境報告書 2018年
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コンプレッサーの塗装前処理と部品洗浄を見学水質検査室での見学の様子きれいな水と汚れた水をろ過した時の違い排水処理施設で説明を聞く小学生たち河川への出口、最終放流口で魚を発見見学前の座学風景サイコロ振って、進む・戻る ・富士工場の水処理見学が、楽しさ満 「座学~見学~観察~創作」暑い夏に充実のエコ体験「座学~見学~観察~創作」暑い夏に充実のエコ体験「東芝キヤリアecoスタイルリーダー」は、現在約160名登録されています。富士工場に在籍している若手5名が参加し、小学生と一緒に「環境すごろく」づくりを行いました。社会・環境報告書の今年度のテーマは「水資源有効活用」。生命の維持、日常生活、農業や工業に欠かせない水の話や、富士工場で使われている水について授業スタイルで学んだ後は、いよいよ見学の始まりです。コンプレッサーの洗浄の様子、工場内の排水処理施設と水質検査室を実際に見てから、ビオトープと安全公園で自然観察を行いました。その後は、2班に分かれて創作活動が始まりました。また、富士工場では地下水を汲み上げて使用していることもあり、工程で排水処理された水と地下水について、水質検査する施設も見学しました。最後に見学した最終放流口では、魚が泳いでいる様子を確認し、子どもたちは水がきれいになっていることを実感している様子でした。空調機器の心臓部であるコンプレッサーの製造には、さまざまな工程があります。そのなかでも、多くの水を使う塗装前処理や部品洗浄の工程を見学しました。工場では節水に取り組んでいることの説明を受けた後、工程後に排出された廃水を、微生物などを利用して処理している設備を見学しました。工場内の施設見学の前に、水についての環境教育を実施工場内の施設見学の前に、水についての環境教育を実施工場内の水使用工程と、排水処理の仕組みを見学工場内の水使用工程と、排水処理の仕組みを見学若手ecoスタイルリーダーと、富士市青葉台児童クラブの小学生17名 Roll the dice; go forward; go back; miss a turn! We present a tour of the Fuji Factory’s water treatment processes as a fun-filled environmental board game.見学前の座学では、小学生たちは「水が使われている用途」「生活で使う水の量」「地域と水の関係」「富士工場の取り組みと周囲の水環境」について、学習しました。人間の体の約半分は水分であること、そして私たちが生きていくために水が欠かせないこと、また、私たちは循環している水のごく一部を使って暮らしていることを説明し、節水の大切さや貴重な水資源の維持について理解を深めてもらいました。環境イベント特集3環境イベント(富士工場)Environment Activity Report 环保活动报告環境活動報告Environmental Events (Fuji Factory & Engineering Center) 环境活动 (富士工厂)21東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2018け消そうかな、電気を忖度で消灯(富士/キューちゃん) ふフロンガス 漏らさず回収 みんなの約束(関係会社/ろう)

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