東芝キヤリア社会環境報告書 2018年
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世界初インバーター搭載ルームエアコン(1982年)スーパーモジュールマルチシステム(2003年)地下水浄化装置第1回「東芝キヤリアグループ地球環境会議」スーパーフレックスモジュールチラー(2006年)MiNi-SMMS(2006年)シングルエース(2003年)Air to Water(2009年)グリーン調達ガイドライン2004環境報告書2003日本初の空調用ロータリーコンプレッサーB型シリーズ(1969年)世界初デュアルステージコンプレッサー(2004年)インバーターショーケース(2005年)エコキュート(2009年)スーパーパワーエコ(2000年)インバーター搭載レンジフードファン(2001年)インバーター冷凍機(2006年)History of Product Development and Environmental Protection Activities / 产品开发及环境保护活动的发展史東芝キヤリアグループは、東芝の空調部門と米国キヤリア社との間に生まれた合弁会社です。1999年の会社設立以来、キヤリア社とともにグローバルで事業を拡大し、東芝時代から現在に至るまで、世の中に先駆けた技術と製品を送り出してきました。代表的な製品とともに、さまざまな環境法規対応や環境活動をご紹介します。製品開発と環境保全活動のあゆみ環境担当部門を発足し、ISO14001を取得富士工場は、工場排水の自主管理を目的として、1972年に水質測定室を新設しました。その後、1989年に環境担当部門が発足し、1997年にISO14001を取得しました。また、1990年まで油の洗浄に使用していた塩素系有機化合物が地下に浸透していることが判明したため、1998年から富士工場内100か所以上に井戸を設置して地下水を汲み上げ、浄化装置を介して環境基準以下にしています。社長直下に環境部門を組織し、環境活動を一層強化2000年に「家電リサイクル法」対応を開始しました。2003年には、富士工場で「環境報告書」を初めて発行し、「東芝グループ総合環境監査」が始まりました。2004年には、グループ全体の環境活動を統括する社長直下の組織を発足させて環境活動を一層強化、また、製品化学物質管理を含む「グリーン調達ガイドライン」を初めて調達取引先さまへ配布しました。2005年からは環境活動のパフォーマンスデータの管理を、環境経営情報システムを使って開始しました。第1回「東芝キヤリアグループ地球環境会議」を開催2007年に津山工場がISO14001を取得し、同年には第1回「東芝キヤリアグループ地球環境会議」を開催しました。2009年には東芝グループエクセレントECP※初登録、生物多様性WGを発足しました。2006年に欧州でRoHS指令が施行されたことを受け、製品化学物質管理システム「G-sys」と分析センターを立ち上げ、全社の各部門が協力してRoHS対応品を出荷しました。世界初インバーター搭載ルームエアコンを発売(株)東芝の前身である東京芝浦電気(株)の富士工場で、ルームエアコン「木かげシリーズ」や業務用空調機器、コンプレッサー、ショーケースを開発・製造し、国内を中心に販売してきました。1982年には世界初のインバーター搭載ルームエアコンを発売、1993年には「東芝TWINDD」が、省エネ大賞通商産業大臣賞を受賞するなど、省エネ性能の高い製品を世に送り出してきました。業務用空調機、給湯機のほか、各種製品で省エネ大賞を受賞1999年、(株)東芝空調・設備事業部と米国キヤリア社の合弁会社である東芝キヤリア(株)が誕生。本社を富士工場においてスタートし、グローバル化への第一歩として米国キヤリア社の販社や代理店を経由し、世界各国で販売を開始しました。2000年から2005年までに業務用空調機、業務用給湯機、ショーケース、換気機器の合計9製品群が、毎年連続で省エネ大賞を受賞しました。大形チラー、冷凍機分野で業界トップクラスの省エネ機種を提供2008年に東芝キヤリア(株)、東芝キヤリア空調システムズ(株)、東洋キヤリア工業(株)の3社が合併し、製販一体の「新生東芝キヤリア」となりました。2006年度には「スーパーフレックスモジュールチラー」が省エネ大賞を受賞し、大形チラー分野でシェアNo.1の基礎を築きました。同年、冷凍機では業界初インバーターを搭載し、省エネ大賞を受賞、現在でも省エネトップクラスをキープしています。環境保全活動製品の変遷~1998年1999~2005年2006~2010年※P15参照3東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2018い今じゃなく将来考え使いましょう。未来の地球は、あなたしだい(津山/taka39)

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