社会・環境報告書 2019年
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東芝キヤリアグループの取り組み愛知目標外来種の防除目標 9拠点内外における外来種の調査と防除保護地域の保全目標 11拠点外保護地域の保全への貢献種の保全目標 12希少な動植物の保護、生息域外保全生態系サービス維持・管理目標 14拠点内外の生態系サービスの管理と向上知識・技術の向上と普及目標 19生態系調査データの蓄積・開示①富士山麓での植樹(富士) ②樹木の苗の配布(TCTC)③「ふじのくに森の町内会」の認定証 ④布製エコバッグの配布(TCFG)❶❶❷❷❸❸❹❹①移転した新ビオトープとメダカ〈絶滅危惧Ⅱ類(環境省)(静岡県)〉(富士)②イヌセンブリ〈絶滅危惧Ⅱ類(環境省)、準絶滅危惧(岡山県)〉(津山)③ミネラルリックの作成(TCTC) ④構内での植樹(TCAC)❶❶❷❷❸❸❹❹鳥の羽形状を参考にしたファン電気部品箱中の電気部品を絶縁シートでぴったり囲み、ヤモリの侵入を防ぎます。(富士)では、下草刈りや植樹活動を通じて富士山麓の森林の育成を行っています。(TCTC)や(TCAC)では、樹木の種子や苗を従業員に配布し、地域の緑化を呼びかけています。また、本報告書の印刷版は、「ふじのくに森の町内会」の「間伐に寄与する紙」を使用しています。料金の一部は間伐に活用され、健全な森林の育成に役立っています。(TCFG)では、プラスチックの削減を呼びかけるため、布製のエコバッグを従業員に配布しました。目標11のほか、1、2、5、14、19に貢献【拠点内外の自然環境の保全】しています愛知目標」に基づき、各拠点でさまざまな活動を行っています。14001の活動目標に組み込まれ、計画的に実施しています。プロジェクト」※に活動を登録しています。 各拠点で絶滅危惧種の保護活動を行っています。(富士)のビオトープは、構内の配置転換に伴い移転しましたが、移転前と同様の環境を保持し、ヤゴや絶滅危惧種のメダカも移しました。津山事業所では、土壌の改良によってサクラタデやイヌセンブリなどを増やしています。(TCTC)では、タイのカオヤイ国立公園でミネラルリック(アジアゾウなど野生生物の塩舐め場)づくりを行いました。(TCAC)ではイチョウを植樹し、成長を観察しています。目標12のほか、2、5、11、19に貢献【拠点内外の絶滅危惧種保護】第6次環境アクションプラン(P13参照)を定め、CO2、廃棄物、化学物質などさまざまな環境負荷を低減することで生物多様性保全に努めています。そして、製品開発でも生物にかかわった取り組みを行っています。鳥の羽形状を参考にしたファン(送風機)を採用することで、静音で高効率な室外機を開発することができました。また、室外機内の電気部品にヤモリなどの小動物が接触しないよう感電防止策を講じています。そのほかの主な取り組み目標2、4、5、8、11、14に貢献のもと運営されています。22東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2019け計画的に代替冷媒化して、Stop地球温暖化(川崎本社/トァン) ふ蓋閉めれば 流して清潔 便座は省エネ(富士/山﨑晶之)

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