社会・環境報告書 2019年
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16年前のエアコン当社3馬力相当一定速機AU802(AIU-J807H/ROA-J805H)RUXA08012M(AIU-RP801H/ROA-RP802HX)ウルトラパワーエコ3,3731,273年間消費電力量比較(kWh/年)62%削減6.0過去の期間のモデル結果IPCC第5次評価報告書 WG1の資料をもとに作成2.6℃0.3℃4.8℃(℃)4.02.00-2.01950200020502100(年)RCP8.5シナリオ何も対策をしない場合RCP2.6シナリオ対策を最大限実施した場合※国連気候変動に関する政府間パネル全熱交換の仕組み熱交換素子を使った全熱交換のイメージウルトラパワーエコシリーズ室内機室外機省エネにつながるさまざまな新機能を搭載し、設置環境に応じて節電機能や快適性を向上させる高効率なフラッグシップモデルです。全熱交換器ユニット(外観)熱交換素子室外側新鮮な外気熱交換素子室内からの空気室内の熱や湿気を室外から取り入れた空気に交換室内の空気熱交換された新鮮な外気室内側15℃20℃0℃ーションを提案ーションを提案外気を適切に取り入れ、快適な温度と湿度を保持して省エネに貢献外気を適切に取り入れ、快適な温度と湿度を保持して省エネに貢献東芝キヤリアでは、温暖化抑制に貢献するために、緻密なデータ解析と技術の融合に取り組んでいます。東芝キヤリアでは、温暖化抑制に貢献するために、緻密なデータ解析と技術の融合に取り組んでいます。最新の省エネ技術と低GWP冷媒R32の採用で環境負荷を低減最新の省エネ技術と低GWP冷媒R32の採用で環境負荷を低減当社の製品では、コンビニなどの比較的小さい店舗用の空調機器には高効率のDCファンモーター、高性能インバーターなどの多彩な省エネ技術を採用しています。例えば、この空調システムは、運転可能な室外温度範囲が広く、暑い夏や寒い冬でも安心して使用することができます。また、低GWP冷媒R32を使用。従来のR410AのGWP値2,090に対して約3分の1の675で、大幅な環境負荷低減を実現しました。店舗などでは空調に加えて、「全熱交換」を採用した換気システムを取り入れています。これは、温度や湿度などの室内環境を変えずに空気の入れ換えができるシステムです。例えば、外気が0℃でも、温度交換して室内温度の20℃に近い15℃で取り込むことで空調の負荷を低減し、省エネ効果を向上させることができます。地球の年平均気温は14℃前後といわれています。IPCC※は、2081年から20年間の世界の平均地上気温は、1986年から20年間の平均よりも最小で0.3℃、最大で4.8℃上昇すると予測しています。そのため、CO2削減などの対策を今以上に施さなければなりません。個人や家庭、各産業界、そして国としての取り組みが待ったなしです。東芝キヤリアは、オフィスビル、工場、ホテル、各種商業施設、店舗などに対し、地球温暖化抑制に貢献する各種ソリューションを提案しています。コンビニに対しても、商品を保存するための適正温度、来店客や店員が不快に思わない空調環境など、独自のデータ解析で個々の機器やシステムとの組み合わせに反映させています。また、機器の定期点検では、温暖化抑制のための数値管理はもちろん、個別店舗からのデータ収集も行っています。業態に合った省エネ機器で、業界が一体となって温暖化抑制に貢献するために、東芝キヤリアは細部にわたるサポートを実践しています。世界平均地上気温の変化空 調製品2換 気製品2サイバー領域フィジカル領域フィールドデータマスターデータ東芝キヤリア保有のデータ東芝キヤリアグループ分析解析診断モデル予測最適化計画制御フィードバックユニバーサルスマート XFLEXAIRウルトラパワーエコシングルエースESTIAプレミアムシリーズインバーターショーケースCAONSシリーズまとめ東芝キヤリア製品のデータ東芝キヤリア製品昼間時間:8時~22時夜間時間:22時~8時コンビニの昼間電力は夜間電力の1.3倍パブリックデータ一般客先保有のデータ他社客先室外0℃室内20℃給気還気外気排気排気排気給気給気還気還気外気外気昼間電力夜間電力8東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2019ぬぬかりなく 節約、節水、心掛け(津山/かよぽよ) るルールを守ってゴミの分別(関係会社/渡辺 寿)

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