東芝キヤリアグループ社会・環境報告書2020
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地球温暖化抑制事業活動を通じて解決する3つの環境課題資源有効活用化学物質管理調 達企画・開発製 造●省エネ性の高い製品および それらの効率的な活用技術の開発●低GWP冷媒応用技術の開発 ●冷媒漏れ検知技術開発●製品の最適形状化による輸送時のエネルギー削減●開発試験の効率化●製品への省エネモードの搭載●グリーン調達の促進●低GWP冷媒の調達●使用エネルギー削減 例)蒸気レス化            製造の効率化●製造工程でのフロン類漏えい 対策●製品からのフロン類漏えい防止検査●小型化・軽量化・構造の最適化による材料削減●再生プラスチックの採用●レアメタルの使用量削減●最適材料での腐食などの予防による長寿命化●水使用製品における水使用量の削減 例)水使用量の見える化        銀イオン採用による水の再利用●調達部品の梱包材削減 例)輸送時の梱包材「通い箱」利用●取引素材の有効利用に関する協働 例)銅端材の引き取り(再素材化)●発注・受け取り業務のIT化●不良発生の撲滅による廃棄物発生抑制●廃棄物の分別による有価化 例)プラスチック廃棄物を固形燃料へ   成形(サーマルリサイクル)●水の使用量削減●デジタル作業手順書の導入●廃掃法の電子マニフェスト採用●製品に含有される化学物質の削減・使用中止・代替化●RoHS指令対応部品の採用●REACH規則への対応●調達取引先さまへの、環境リスクのある化学物質の不使用・代替化支援●RoHS指令・REACH規則対応のためのサプライチェーン管理 例)G-sysⅡによる化学物質管理●RoHS指令対応のための工程管理支援 例)フタル酸エステルを含む備品の     保管適正化(接触による移行の防止)●製造工程で使用する化学物質漏えい対策●製造工程で使用する化学物質の削減・代替 例)TOCHACEFによる化学物質管理●RoHS指令対応のための工程管理 例)フタル酸エステルを含む備品の     保管適正化(接触による移行の防止)价值链中的环境问题提取与各应对措施Identification of Environmental Issues in the バリューチェーンにおける環境課題抽出と各対応東芝キヤリアグループは、製品の企画・開発、原材料の調達、製造プロセス、販売・営業・物流の各場面、製品の設置、お客さまの製品使用時、製品の廃棄に至るまでをバリューチェーンととらえ、冷凍・空調事業における環境調和型製品の創出・提供に取り組んでいます。バリューチェーンにおいて、「地球温暖化抑制」「資源有効活用」「化学物質管理」を3つの大きな環境課題として抽出し、対応を推進してきました。2017年度からSDGsとの関連付けも行い、取り組みを整理、明確化しています。9東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2020ーバリューチェーンマネジメントー地球環境と向き合うTackling the Global Environment –Value Chain Management– / 面对地球环境 ー价值链管理ーを多くの人の力が集まるecoキャップ回収運動(スタッフ/唯) わわかったと思ったときには遅い、地球温暖化(関係会社/たにやん)

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