東芝キヤリアグループ社会・環境報告書2020
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①高効率機器③試験水槽加温装置CAONS②節水式洗浄水タンク①固形燃料化した発砲スチロール①リサイクルセンター②掛川開発センターに設置のヒートポンプ熱源機塩化第二鉄ポリ硫酸第二鉄①事業プロセス改善における化学物質管理(東芝キヤリアグループ)ユニバーサルスマートXシリーズFLEXAIR2CAONS140 Manufacturing Process控制全球变暖活动的事例Examples of Global Warming Prevention Activities地球温暖化抑制活動の事例資源有効活用の事例化学物質管理の事例资源有效利用的事例Examples of Effective Use of Resources化学物质管理的事例Examples of Chemical Substance Management①高効率機器の拡大による省エネ(東芝キヤリアグループ)省エネの推進には機器そのものの性能も重要な要素です。東芝キヤリアグループでは、国内、海外ともに高効率機器への更新、採用を推進しています。インバータ空調機への更新、LED照明や高効率モータの採用・更新などの施策を展開し、2019年度はグループ全体で106.3t-CO2の削減に貢献しました。②BEMSの導入によるエネルギー削減           (TCFGコンプレッサ(タイ)社)TCFGコンプレッサ(タイ)社では、BEMS※を導入しエネルギーの削減を推進しています。排気フードやエアーバルブ、空調機器などの適正管理を行うなど、その効果は確実に表れており、2019年度では60tを超えるCO2を削減しました。③蒸気レス化によるエネルギー削減(富士事業所)富士事業所の試験室では、水槽の熱源に蒸気を使用しているものがあります。この熱源をCAONSにかえることで、蒸気レス化を推進しています。2019年度においては213tのCO2を削減しました。①3Rによる資源有効活用(東芝キヤリアグループ)東芝キヤリアグループは、「抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再資源化(Recycle)」を重視し、全拠点で推進しています。部材納入時は通い箱を使用、通い箱が使用できないものは荷姿の簡素化を図るなど、梱包材廃棄物を抑制しています。ほかにも木製パレットやプラスチックパレットの再使用を推進しています。また、発生した廃棄物の適正な分別で再資源化を促進しています。②節水型トイレによる水使用量の削減           (東芝キヤリア タイ社)(掛川開発センター)東芝キヤリアグループでは、トイレの洗浄水タンクを節水タイプに変更し、水使用量の削減を実現しました。従来の一定量タイプから水量を選択できるデュアル式にすることなどで、2019年度はグループ全体で8,000m3を超える節水効果がありました。①事業プロセス改善における化学物質管理         (東芝キヤリアグループ)化学物質管理の柱は、代替化と使用量削減の2つです。東芝キヤリアグループの各拠点は、継続的にこれら2つの活動を推進しています。富士事業所のコンプレッサーの粉体塗装は、VOC削減(年間6.4t)の代表例として広く認知されており、他の工程への横展開も計画中です。代替化に関しては、津山事業所の排水処理に使用する薬品にPRTR法対象物質が含まれていたことを受け、含まないものへの変更により約7t削減し、人体と環境両方の負荷を低減することができました。②ボイラーレスによる化学物質削減(掛川開発センター)試験室の熱源をボイラーからヒートポンプ熱源機に変更する改善施策は、ボイラー燃料である化学物質の削減にも大きな効果をもたらします。試験室を多く抱える掛川開発センターでは、この施策によりボイラー燃料であるLPGを継続的に削減し、2019年度は2.6t削減しました。※BEMS(Building Energy Management System)18東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2020ま窓を開けて 風鈴の音で 自然を聞く(富士/s) け研究開発が開く快適でエコな未来(スタッフ/美登里)

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