東芝キヤリアグループ社会・環境報告書2020
9/32

TOCACHEFの使用画面サイト監査における緊急時対応訓練の様子(TCTC)※1 日本国内の電力換算係数は5.31t-CO2/万kWh、海外はGHGプロトコルのデータを使用※2 原単位には「連結売上高」を使用※3 廃棄物総発生量から有価物を除いたもの※4 代替想定製品のCO2排出量-出荷製品のCO2排出量(使用段階の1年分の排出量)※5 第6次環境アクションプラン期間内(2017年度~2020年度)での累計<集計対象会社>: 8社…東芝キヤリア(株)、東芝キヤリアエンジニアリング&ライフサポート(株)、富士冷熱工業(株)、東芝テクノシステム(株)、東芝キヤリア空調販売(上海)社、東芝キヤリア タイ社、TCFGコンプレッサ(タイ)社、東芝キヤリア中国社2019年度東芝キヤリアグループ環境アクションプラン活動領域モノづくりの環境負荷低減製品・サービスの環境性能向上活動内容2019年度まとめ目標実績評価温室効果ガス総排出量の抑制※15.6万t5.3万t○温室効果ガス総排出量原単位※2の改善(2013年度基準)94%90%○・高効率機器(空調機・モーター)、LED照明化・開発設備や製造設備の改善により削減・高効率モノづくりの推進廃棄物量※3の抑制2.74千t2.73千t○・廃棄物の再資源化推進により削減廃棄物総発生量原単位※2の改善(2013年度基準)97%90%○・廃棄物抑制施策や発生源管理により削減水受入量原単位※2の改善(2013年度基準)97%42%○・水の再利用や漏水対策により削減化学物質総排出量原単位※2の改善(2013年度基準)97%48%○・コンプレッサー粉体塗装化等により削減CO2排出抑制量※4の拡大(累計※5)231万t270万t○・エネルギー効率の高い機種の拡販による省資源化量の拡大(累計※5)2.9万t3.3万t○・軽量化した製品の拡販による循環資源(再生プラスチック)使用量の拡大(累計※5)210t245t○・再生プラスチック使用部品の新規採用によるエクセレントECP創出数(累計※5)13製品16製品○・省エネ性能No.1製品の創出による東芝キヤリアグループ環境推進体制法令遵守・リスク管理事業所・開発センター事業プロセス環境推進活動支社・支店・事務所製品・サービス環境推進活動環境コミュニケーション活動海外関係会社環境経営環境推進責任者環境推進副責任者地球環境会議国内関係会社本 社環境推進実行責任者環境推進室環境推進職域責任者サイト環境推進責任者環境経営責任者国内外ともに環境関連の法規は多く、しかも頻繁に改正が行われています。また、地域によって要求事項が異なるため、拠点ごとに関連する法規の改正情報を随時入手し対応しています。近年の動向としては、廃掃法の電子マニフェスト化やフロン排出抑制法の厳罰化などについての法改正がありました。また、事業プロセスにおける事業系化学物質管理システム「TOCACHEF」の採用など、法規に関するチェック機能を備えたツールを活用し、より確実な管理を目指しています。Compliance Management with Environmental Laws and Regulations / 遵守相关环境法规環境関連法規の遵法管理内部監査では、東芝グループ環境監査のスキームで、「環境経営監査」「サイト監査」「製品技術監査」を実施しています。2019年度までに、サイト監査員19名、製品技術監査員17名、各国地域監査員8名が(株)東芝から認定されています。また、国内外で製造活動が拡大するなか、各国における法令遵守はもちろん、製造や開発分野で環境リスクが懸念される拠点については、リスクの撲滅を最重要課題として迅速かつ確実に対応ができるよう支援する「グローバル環境巡視」を実施しています。Internal Audits at Manufacturing and Development Sites / 生产研发基地的内部审计製造・開発拠点の内部監査「東芝キヤリアグループ環境基本方針」に基づいて事業を推進するために、社長を環境経営責任者とする体制を構築しています。部門や拠点ごとに環境推進責任者を任命し、それぞれの事業活動に環境活動を織り込んでいます。また、年に2回の「東芝キヤリアグループ地球環境会議」では、各責任者が活動計画と実績を報告し、全体の総括を行っています。Environmental promotion system and Global Environmental Forum / 环境推进体系和全球环境会议環境推進体制と地球環境会議パリ協定(地球温暖化抑制)への対策を盛り込んだ環境活動の定量的目標である「東芝グループ第6次環境アクションプラン」※が2017年度にスタートし、東芝キヤリアグループはその内容に沿って独自の目標を設定しています。2019年度はすべての項目で目標を達成しました。当社は、さらに愛知目標(生物多様性保全)やSDGs(持続可能な開発目標)などの定性的な項目と、事業活動との関連を分析し、環境活動計画に織り込んでいます。Environmental Action Plan / 环境行动计划環境アクションプラン※「第6次環境アクションプラン」については、下記ホームページをご覧ください。https://www.toshiba.co.jp/env/jp/vision/plan_j.htmweb8東芝キヤリアグループ 社会・環境報告書 2020ぬ布マスクの再使用でエコ(関係会社/しんしん) るルームエアコンフィルターの定期清掃で電力削減(関係会社/エコ・サピエンス)

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る