ニュースリリース
大容量クラスP224・P280形に、低温暖化冷媒HFC-32を採用し新登場!
店舗・オフィス用エアコン、ウルトラパワーエコ・スーパーパワーエコゴールド「大容量クラスP224、P280形」 新シリーズの発売について
2020年10月27日
東芝キヤリア株式会社
東芝キヤリア株式会社は、店舗・オフィス用エアコンの大容量クラスP224、P280形として高効率タイプの「ウルトラパワーエコ」、標準タイプの「スーパーパワーエコゴールド」の新シリーズ(2能力タイプ・全12機種)を、本年12月21日より発売する予定です。
本商品は、店舗・オフィス用エアコンの大容量クラスにおいて、環境性と省エネ性に優れた低温暖化冷媒HFC-32(GWP:675)を採用しました。また、新ローラー材料を採用したコンプレッサ―を搭載することにより信頼性を向上、PMV※1の最適化マッチングにより、運転時のエネルギー消費を抑え、P224・P280形でAPF※2が従来機と比べて最大で7%向上※3し業界トップ※4を実現しました。
冷房運転時の室外温度上限は、「52℃」※5、暖房運転時の室外温度下限は「-27℃」と、猛暑の夏や厳寒の冬でもタフで安心の信頼性を確保します。
新商品では、P160形以下へも採用している機能として、「パワー連携」、「除霜連携」を追加、静音性が重視される環境や夜間などで、騒音を低く抑えた設定ができる夜間低騒音設定に、静かさのレベルを3段階で選択が可能な「夜間低騒音3モード設定」をP224・P280形に採用し、これまで以上に様々な設置環境へ幅広く対応するシリーズとして新ラインアップしました。
また、新商品も、本年5月より開始している、『最長10年長期保証制度※6(有料)』のご利用で、より一層ご安心してお使い頂けます。お客様が任意で選べ、長期保証期間中の修理費は無料(部品代+技術料+出張費)となります。
■主な特長とラインアップ
1.業界トップ※4の省エネ性能と低温暖化冷媒HFC-32採用でより環境に配慮
新商品は、耐摩耗性をアップした、新ローラー材料を採用したコンプレッサ―を搭載することにより、信頼性を向上。
低温暖化冷媒HFC-32(GWP:675)の採用と共に、PMV※1の最適化マッチングにより、運転時のエネルギー消費を抑え、高効率タイプのウルトラパワーエコシリーズP224形で、APFが従来機と比べて約5%※3、P280形で約7%※3向上しました。この結果、P224・P280形で、業界トップ※4の省エネ性を実現しました。また、フロン排出抑制法では、法令冷凍トン3t以上※7のものについては、地球温暖化係数(GWP)の目標年度が2023年(GWP:750)に定められており、新商品では低温暖化冷媒HFC-32(GWP:675)をいち早く採用することで、環境に配慮しました。
2.タフネス・猛暑の夏でも安心、連携機能で節電・快適
近年の猛暑、激暑、寒波などの異常気象時の異常停止リスクを抑えるため、冷房運転時の室外温度上限は52℃※5、暖房運転時の室外温度下限は-27℃と、タフで安心の信頼性を確保しています。また、冷房時の室外周辺温度が「46℃」に達する高温度条件下でも冷房定格能力※8での運転が可能です。
節電・快適機能として、P160形以下に採用している応用制御機能として、除霜が2台同時に入らない「除霜連携」、空間全体を省エネにつなげる「パワー連携」も加わり、節電・快適性が向上しました。
3.任意に選べる安心保障 『最長10年長期保証制度※6(有料)』
突然の商品故障でも安心、お客様が任意で選べる長期有料保証制度です。(メーカー保証1年間+延長保証)
選べる保証期間は、設置完了日から、5年間、10年間より選択が可能で、選択した保証期間中の修理費は無料です。(部品代+技術料+出張費)
図4:「最長10年長期保証制度(有料)のイメージ」
- ※1PMV 電子膨張弁(Puls Motor Valveの略称)温度センサで検出した蒸発器出入口冷媒の温度差の電気信号を調節器で演算処理し、電気的に駆動して開閉の操作を行う膨張弁のこと。
- ※2Annual Performance Factorの頭文字の略。1年を通して、一定条件下でエアコンを使用した時の消費電力量1kWhあたりの冷暖房能力を示す。天井カセット形4方向吹き出しタイプ APF2015(JIS B8616:2015準拠)
- ※3P280形において。当社、従来機種 ROA-AP2807HS (天井カセット形4方向吹き出しタイプ同時ツイン組合せ APF2015(JIS B8616:2015準拠)APF 5.6との比較
P224形において。当社、従来機種 ROA-AP2247HS (天井カセット形4方向吹き出しタイプ同時ツイン組合せ APF2015(JIS B8616:2015準拠)APF 6.1との比較 - ※42020年10月現在 店舗・オフィス用エアコンでの当社調べによる。
- ※5新商品ウルトラパワーエコ ROA-RP2243HX,ROA-RP2803HXにおいて
- ※6「最長10年長期保証制度規定書」に定める対象除外項目についての修理・点検は有料となります。施工に起因する故障、または施工に起因する本体以外の商品に生じた故障または損害については保証対象外となります。最終的な保証対象・免責の判断は、実際に故障の症状や使用状況の調査・ヒアリングのうえ、日本リ ビング保証(株)および損害保険会社が判断いたします。あらかじめご了承願います。保証委託料につきましては、弊社営業担当までお問い合わせ願います。
- ※7フロン排出抑制法の指定製品、床置型等除く、法定冷凍能力3トン以上のもの(中央方式エアコンディショナーのうちターボ冷 凍機を用いるものを除く)、環境影響度の目標値750、目標年度、2023年
- ※8天井カセット形4方向吹き出しタイプ同時ツイン組合せ、ウルトラパワーエコ P224形において、P280形は44℃、
天井カセット形4方向吹き出しタイプ同時ツイン組合せ、スーパーパワーエコゴールドシリーズ(P224,P280形)は、43℃
新商品の概要
◎ウルトラパワーエコ・スーパーパワーエコゴールド P224・P280形 室外機ラインアップ
●接続室内ユニットのラインアップ
◎ウルトラパワーエコ・スーパーパワーエコゴールド 室内ユニットラインアップ
※天井埋込ダクト形、天吊形、床置スタンド形のシングル組合せP224,P280形は従来機種(R410A)を継続
◎ウルトラパワーエコ・スーパーパワーエコ 組合せ仕様・価格例
◎ウルトラパワーエコ・スーパーパワーエコ 新シリーズ外観
<室内ユニット:(以下の紹介例)天井カセット形 4方向吹き出しタイプ>
●快適・節電機能
・除霜連携(工場出荷時は有効:室内ユニットDNの変更で無効も可能)
同一空間で2つのシステム(室内ユニット注2と室外機の組み合わせ)を1つのリモコンで制御する場合、同時に除霜運転に入り室温が低下する恐れがあります。除霜連携で、2台の室外機のうち、1台が除霜中の場合は残りの1台は除霜運転を回避し、同時の除霜運転を防止します。同時除霜を防止し、室温の低下を最小限に抑制、快適性を向上しました。
・パワ-連携(工場出荷時は無効:室内ユニットDNの変更で切替可能)
同一空間内で複数注1のシステム(室内ユニット注2と室外機の組み合わせ)を1つのリモコンで制御する場合、機器により効率の悪いゾーンで圧縮機が運転することがあります。パワー連携で、効率のバランスを整え、より効率のよいゾーンで運転することで、省エネを実現します。
注1.リモコン1台で室内ユニット最大8台まで制御できます。同一空間が広い場合、省エネ効果は低減することがあります。
注2. 壁掛形P112形を除く
・夜間低騒音3モード設定(P224・P280形)
静音性が重視される環境や夜間などで、騒音を低く抑えた設定ができる夜間低騒音設定に、静かさのレベルを3段階*で選択が可能になりました。
*室外機応用制御キット(TCB-PCOS1)と市販タイマー(現地手配)により能力を落とし音圧レベルを低減設定につきましては、カタログ及び弊社営業担当にご確認願います。
・室外機制御基板BOX内への小動物(ヤモリ等)の侵入による故障を未然に防ぐ対策部品をご用意。
■TCB-YGC224 <ウルトラパワーエコ・スーパーパワーエコゴールドシリーズP224-P280形>
※価格・取付可能機種につきましては、カタログおよび弊社営業担当にご確認願います。
東芝キヤリア グループの環境ビジョンについて
東芝キヤリアグループは「地球と調和した人類の豊かな生活」を2050年の“あるべき姿"として描き、その実現に向けた長期ビジョンである「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定しています。このビジョンのもと、Green of Product(環境性能No.1製品の創出)、Green by Technology(エネルギーの低炭素化技術)、Green of Process(モノづくりの環境配慮)、Green Management(基盤活動の継続的向上)の4つの「Green」で環境経営を推進しています。
お問い合わせ先
■本資料についてのお問合わせ先
広報室 TEL 044-331-7401
■お客様からの本新商品に対するお問合わせ先
商品企画部 TEL 044-331-7414
ニュースリリース記載の情報(商品価格/仕様、サｰビスの内容、お問い合わせ先等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。