東芝キヤリア株式会社

星野リゾート 裏磐梯ホテル 様

温泉のオーバーフロー排熱分を「熱回収CAONS」を導入して再利用。
1ヶ月あたり100万円以上の重油代削減を実現。

主な納入機器

  • 熱回収CAONS HWC-WH7702×2台

液晶モニターで、残湯量などがひと目で分るシステム制御ユニット。使いやすいタッチパネルは、院内のスタッフにも好評

ご採用のポイント

リニューアル前のきっかけ

竣工から24年が経過しており、温泉にかかる設備の更新、それに併せて更なる省エネの検討が必要だった。特に給湯(シャワーやカラン)系統に使用されている重油ボイラにおいては、重油価格の変動によりランニングコストへの影響が大きく、燃料使用量の削減がここ数年の懸案事項としてあがっていた。 また星野リゾート裏磐梯ホテル様は国立公園の敷地内に立地しており、貴重な自然に囲まれていることから、CO2排出量の削減も重要課題として取組んでいた。


これまで捨てていたかけ流し温泉の温排水(オーバーフロー分)から回収した熱を利用し「熱回収CAONS」から60℃の温水を供給。それを給湯系統の加温熱源として利用することで重油使用量の削減を実現。

「熱回収CAONS」を導入することで、燃焼式(ボイラ)から電気式(ヒートポンプ)へ熱源のエネルギー転換を実施。既設の重油ボイラは、能力不足時のバックアップ設備として活用。

24時間365日稼働の設備において電気式(ヒートポンプ)を採用することで安定したランニングコスト、メンテナンスコスト管理を可能に。

「熱回収CAONS」の導入により、捨てていた熱を再利用。熱回収運転で
省エネ・省CO2を実現し、運営にも環境にも優しい設備を構築。

  1. 温泉のオーバーフロー分の排熱を利用することで、 給湯システム全体の効率化を実現。
  2. さらにその給湯システムに「熱回収CAONS」を導入することで、
    導入前と比較して1ヵ月あたり約100万円以上の重油代の削減を実現。
  3. 重油使用量の削減によりCO2排出量は、月平均41.6t-CO2を削減。
    裏磐梯山の環境保全にも大きく貢献。
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