吸収冷温水機/吸収冷凍機
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750冷温水ポンプ33中形吸収冷温水機/パック型冷温水機施工上の留意点❶   内が標準納入範囲です。これ以外は貴社にてご施工 ください。❷ 配管接続位置及び接続口は外形寸法図・仕様書をご参照ください。❸ 冷温水ポンプ、冷却水ポンプ、膨張タンク等の設置位置は静水頭及びポンプ揚程を考慮の上、吸収冷温水機本体に冷温水、冷却水系ともに0.58MPa以上の圧力がかからないように設計してください。(水圧が0.58MPaを超える場合は水室が特殊となります)❹ 冷温水ポンプ、冷却水ポンプは吸収冷温水機1台に対して専用のものを設け、流量が常に一定になるようにしてください。❺ 冷温水、冷却水系配管に10メッシュ程度のストレーナーを設けてください。❻ 吸収冷温水機の冷温水、冷却水出入口近くに圧力計と温度計を設けてください。❼ 温水、冷却水系の各配管で各水室よりも高い位置にエア抜き弁を設け、冷温水、冷却水入口ノズル接続配管の最下部に排水弁を取り付けてください。❽ 冷却塔ファンの発停制御は、冷却水定流量時冷温水機内蔵の温度センサーにより冷温水機制御盤で行うことができます。配線接続要領図を参照ください。冷却塔ファンの発停制御を冷温水機制御盤で行わない場合は、冷却水温度センサーを設けて冷却水温度制御を行ってください。❾ 冷却水・冷温水については、日本冷凍空調工業会ガイドライン(冷凍空調機器用水質ガイドラインJRA- GL-02-1994)に従った管理をお願いいたします。特に冷却水系統には自動ブロー装置や薬注装置等を設け、適切な水質管理を行ってください。❿ 冷却水出入口のストップ弁と吸収冷温水機間の配管中に薬洗用ストップ弁(40A)を出入口配管各1個ずつ用意ください。⓫ 冷温水配管に必ず膨張タンクを設けてください。その場合、膨張管に弁はつけないでください。⓬ 吸収器、凝縮器は、チューブ掃除、チューブ交換等に必要なスペースを基礎図を参照し確保してください。⓭ チューブ掃除用の水源を用意してください。⓮ 冷却塔位置が吸収冷温水機より低い場合は冷却水ポンプ吐出し側にチェッキ弁を入れてください。⓯ 吸収冷温水機本体に荷重がかからないように配管類を施行してください。⓰ 吸収冷温水機をスプリング防振架台上に設置する場合、吸収冷温水機と接続される配管類はすべてフレキシブル継手としてください。⓱ 複数台の吸収冷温水機が共通ヘッダを介して並列運転する場合は、特定の機械だけに過大な負荷がかからないように冷温水流量のバランスがとれるように施工してください。⓲ 冬期の運転では停止中に凍結しないよう十分な管理をしてください。特に冷却水系は冷却水を機内に保有しないよう冷却水入口配管の最下部から排水するようにしてください。

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