クーリングタワー
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C+BMEN3 N= ————— = ———— …… ① B= ———— − C ……………… ② M= ———— ・E ………………… ③ E = ——————————— = 0.917m3/h = 15.28L/min B = ————— − 0.050 = 0.408m3/h = 6.81L/min (5) 濃縮倍数(N)と補給水量(M)との関係47 密閉式冷却塔の散布水をある一定の濃縮倍数で運転するためのブローダウン量、補給水量は次の計算式によって求められます。(イ)濃縮倍数(N)E+C+B C+B (ロ)ブローダウン(B)N−1(ハ)補給水量(M)N−1 循環水の温度差(⊿t)が5.5℃のとき、濃縮倍数(N)を3とすると、補給水量(M)は概略循環水量の1.5%位を見込む必要があります。[計算例]次の条件が与えられたとき、冷却塔型式:RTE-10010UW冷却塔入口水温:tw1=37.5℃冷却塔出口温度:tw2=32℃外気湿球温度:W.B=27℃循環水量:L=100m3/h(1)より   蒸 発 量 (2)より  キャリーオーバ量 C = 100×0.0005 = 0.050m3/h = 0.83L/minいま、濃縮倍数 N=3とすると(5)②式より   ブローダウン量 (5)③式より   補 給 水 量 M = ————— × 0.917 = 1.375m3/h = 22.92L/minが求められます。 または、(4)より  補 給 水 量 M = E+C+B = 0.917 + 0.050 + 0.408 = 1.375m3/h = 22.92L/min[備考] 濃縮倍数を一定に保つ場合、キャリーオーバ量が少ない場合にはブローダウン量を増やす必要があり、補給水の量は変わらないものとなります。 (37.5−32)×100 6000.9173−13−1

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