新冷媒氷蓄熱モジュールマルチカタログ2002年8月
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01●氷蓄熱空調システムとは・・・・ 蓄熱による電力消費の平準化は、電力消費のむだを抑えるだけでなく、発電設備の拡張やCO2の発生を抑え環境保全にもつながります。このため各電力会社では夜間電力料金を割安に設定しているほか、各種の支援体制を講じています。また国の助成制度もあり、イニシャルコストを軽減できるなど導入しやすいシステムです。 ●標準ピークシフトシステム ●高ピークシフトシステム 地球環境保護に貢献します。 割安な夜間電力を利用して蓄熱し、昼間の空調に利用することで、昼の消費電力を低減。契約電力などを最小限に抑えることができます。 夜間電力利用でランニング コストを大幅に低減します。 夜間に蓄えた熱を効率よく利用し、空調システム全体の熱源容量および受変電設備を最小限に抑えることができます。 効率のよい蓄熱技術で受変電 設備などを最小限に抑えます。 0時 8 22 24 ↑電力 (kW) 移 移 行 行 最大電力の 低減 8時 18時 氷蓄熱空調システム 非蓄熱 消費電力 T型分岐ジョイント 室内ユニット 分岐管 蓄熱ユニット 室外機 分岐ジョイント・ヘッダー 氷蓄熱システム導入当初、標準ピークシフトタイプの製品を設置した場合でも、蓄熱ユニットを追加することにより高ピークシフトタイプに容易にシステム変更することができます。 (10馬力標準ピークシフトシステムはラインアップなし) ※平成13年7月現在。当社調べ。 標準ピークシフト/高ピークシフトのシステム設計が容易 拡張性 夜間電力で蓄熱槽に45℃の温水を蓄え日中の暖房に利用します。外気温低下による能力低下が少なく、かつ短時間の除霜により快適な暖房運転を行います。 また外気温0℃以下の場合、夜間に蓄えた温水利用に加えて水温が0℃に達した後も氷を作りながら暖房運転します。しかも除霜レス運転を続けるのでより快適な暖房運転を実現します。 温水を蓄熱して冬場の暖房に利用。さらに外気0℃以下では潜熱利用でより快適な暖房運転を実現 快適性 夜間電力を有効に活用して夏期の昼間の消費電力ピークを抑え、CO2排出量の削減に貢献する氷蓄熱システムです。さらに、冷媒にはオゾン層破壊係数ゼロのR407Cを採用しています。新冷媒R407C標準ピークシフトタイプは業界初※のラインアップです。地球環境を配慮したシステムです。 夜間電力利用による電力の平準化、さらにオゾン層破壊係数ゼロの新冷媒R407C採用 環境への配慮 大容量の蓄熱槽を設置する場合、搬入の関係からビル屋上で蓄熱ユニットを組み立てる必要があります。モジュール蓄熱ユニットは、槽の材質にステンレスを採用し、さらに工場で組み立てた槽を屋上で連結するため、漏水防止に対する高信頼性を確保できます。 漏水に対する高信頼性を確保 高信頼性

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