ビル用マルチ空調システム総合カタログ2023年5月
129/302

●BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃等の緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段等を取り決めておく計画のことです。●人々が暮らす社会において、空調機は重要なインフラの一つとなっていますが、近年、地震や台風等の自然災害が増加しており、事業継続性(BCP)の観点でも被災時における空調機能の維持、故障時の早期復旧等の機能が重要視されています。近年多発する台風、震災を考慮した新室外機筐体●実際の震災時の揺れを再現した 震度7相当の耐震試験や 風速60m/s相当、 降雨量240mm/h相当の 耐風雨性能試験を実施※6。●近年増えつつある大型台風、震災を考慮した強固な筐体構造を実現しました。※6 日東工業株式会社における耐震試験設備、耐風雨性能試験設備にて評価(スー﹇更新用﹈スーパーマルチu﹇高効率仕様﹈配BCC バランス管A(センター機)A(センター機)BMMY-AP11206H × 3セット従来機種9台必要[更新用]スーパーマルチu [高効率仕様]標準液管径細径液管径※5合計 合計 UP11202H × 3セット6台にコンパクト化990mm※7 故障状況により拡大被害を生じるような場合は停止させます。P280形冷媒1系統で最遠配管相当長235mSMMS-i設置面積 1.56㎡780mmTroubleスーパーマルチuMMY-MUP5602R1P560形1290mmBack upBack upパーマルチu高効率仕様)配管総延長(液管総実長)最遠配管相当長主配管の最大相当長第1分岐からの最遠配管相当長室内‐室外ユニット間落差室内ユニット間落差※2 室外ユニット単独、室内接続容量105%以下、内-内落差3m以下の場合。※3 配管長および落差は能力、条件等によって異なりますので、詳しくは141ページ「許容長・高低差」をご覧ください。※4 室内接続容量105%まで。(超える場合は15m)最大38%削減BCPに貢献990mm配管長が長いから、設計自由度が高い20mm2000mm設置面積 1.00㎡780mm39%削減(SMMS-iからの削減率)11.45 ㎏(29%減)18.90 ㎏(29%減)32.50 ㎏(14%減)(SMMS-iからの削減率)9.95 ㎏(38%減)17.25 ㎏(36%減) 29.80 ㎏(22%減) 128室外ユニットの台数削減による抑制効果(120馬力比較)●同じ120馬力構成で比較した場合、従来機種よりも室外ユニットを3台削減。台数削減による工事費用の抑制効果が期待できます。スーパーマルチu最遠配管相当長235m●冷媒1系統で235mまでカバー。ビル空調だけでなく、工場等の大空間にも対応。●リニューアル時には変更後設備に合わせ配管引き回しが容易。室内ユニット増設も可能です。室内-室外落差50m※2、室内ユニット間落差40m※4●室内ユニット間落差40m※3まで対応可能。■最大配管長※31000m235m120m90m50m※240m※4工事費抑制と工期短縮 作業の煩雑さを解消バランス管の廃止●オイルマネージメント制御の強化により室外ユニット間均油用のバランス管を廃止し、配管工事の際の工数を削減できます。スーパーマルチu冷媒封入量を削減●冷媒封入量削減によりコストを抑制します。■冷媒封入量比較条件:主配管30m、枝管は0m、室内2馬力筐体で100%接続SMMS-i能力(相当馬力)更新用合計P224形(8)16.15 ㎏P450形(16)26.80 ㎏P670形(24)38.00 ㎏※5 主配管長が短くなりすぎるため液菅細径化不可の馬力あり12、20、30~34馬力設置面積のコンパクト化を実現●20馬力で業界最小のコンパクトボディを実現。●P560形で、従来機種に比べ、約4割減の設置面積を実現。台数が多くなる程設置自由度が広がります。ビルの屋上設置に最適。従来機種MMY-AP5606HRP280形自動バックアップ運転●同一系統内で故障ユニットが停止しても他のユニットは自動で運転を継続※7します。 サービスマン到着までの間も空調ができない状況を回避します。 管設置面積のコンパクト化

元のページ  ../index.html#129

このブックを見る