ビル用マルチ空調システム総合カタログ2023年5月
84/302

 管新旧新旧新旧●BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃等の緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段等を取り決めておく計画のことです。●人々が暮らす社会において、空調機は重要なインフラの一つとなっていますが、近年、地震や台風等の自然災害が増加しており、事業継続性(BCP)の観点でも被災時における空調機能の維持、故障時の早期復旧等の機能が重要視されています。近年多発する台風、震災を考慮した新室外機筐体●実際の震災時の揺れを再現した 震度7相当の耐震試験や 風速60m/s相当、 降雨量240mm/h相当の耐風雨性能試験を実施※5。●近年増えつつある大型台風、震災を考慮した強固な筐体構造を実現しました。※5 日東工業株式会社における耐震試験設備、耐風雨性能試験設備にて評価(スーパーマルチu高効率仕様)83TroubleBack upBack up※2 [更新用]は50mまで対応可能。室外ユニット単独、室内接続容量105%以下、内-内落差3m以下の場合。※3 配管長および落差は能力、条件等によって異なりますので、詳しくは96ページ「許容長・高低差」をご覧ください。※4 室内接続容量105%まで。(超える場合は15m)※6 故障状況により拡大被害を生じるような場合は停止させます。旧新新新配新旧新新新新冷媒1系統で最遠配管相当長235m新新新新新新旧新旧新新新配管総延長(液管総実長)最遠配管相当長主配管の最大相当長第1分岐からの最遠配管相当長室内‐室外ユニット間落差室内ユニット間落差冷媒封入量を削減●冷媒封入量削減によりコストを抑制します。▶詳細8ページスーパーマルチu[高効率仕様]室外機オートチャージ機能●本機能は、オートチャージポートにボンベを接続し基板上のスイッチ操作をするだけで、 自動的に適正冷媒量の充填が完了。●冷凍サイクル・制御アルゴリズムを見直し、オートチャージ時間が従来比約2割短縮。■冷凍サイクル見直し ●冷媒封入量調整機構を二方弁からPMVへ変更。注入流量の微調整が可能。●PMV採用と過冷却熱交換器により冷媒ガス化を行うことで、サイクル安定までの時間を短縮。 (アキュームレーター内の冷媒量適正化)●リキッドタンク廃止により余剰冷媒保有が不要となり、注入時間が削減。■制御アルゴリズム見直し●冷凍サイクル見直しに合わせた冷媒量判定の精度・スピードを改善。特長オートチャージ機能で作業時間を約2割短縮リニューアルしやすい部分更新配管長が長いから、設計自由度が高いBCPに貢献ススーーパパーーママルルチチuu﹇﹇高高効効率率仕仕様様﹈﹈部分更新が可能で フレキシブル&サステナブルな更新が可能に●新通信仕様採用により、当社過年度ビル用マルチエアコン※1との混在運転が可能。空調設備改修時、故障した室外機のみの入れ替えや、空室の室内ユニットから順次入れ替えを行いながら、都度運転再開が可能で、工期短縮による更新コスト低減に貢献します。お客様の都合にあわせてサステナブルな工事が可能です。※1 R410A採用のビル用マルチエアコンに限る。最遠配管相当長235m●冷媒1系統で235mまでカバー。ビル空調だけでなく、工場等の大空間にも対応。●リニューアル時には変更後設備に合わせ配管引き回しが容易。室内ユニット増設も可能です。室内-室外落差110m※2、27フロアの落差でも対応可能●室内ユニット間落差40m※3まで対応可能。■最大配管長※31000m235m120m90m110m※240m※4工事費抑制と工期短縮 作業の煩雑さを解消バランス管の廃止●オイルマネージメント制御の強化により室外ユニット間均油用のバランス管を廃止し、配管工事の際の工数を削減できます。自動バックアップ運転●同一系統内で故障ユニットが停止しても他のユニットは自動で運転を継続※6します。 サービスマン到着までの間も空調ができない状況を回避します。

元のページ  ../index.html#84

このブックを見る