スーパーモジュールマルチ 2010年11月
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124試験条件・単位・形名の見方・施工時の注意点ビル用マルチ空調システム形名の見方・施工時の注意点スーパーモジュールマルチシリーズ冷暖切替・冷暖フレックス・氷蓄熱・更新用工事工事前工事区分の決定使用冷媒の確認気密試験真空乾燥冷媒追加充填ガス漏れチェック※冷媒配管工事施工図作成スリーブ・インサート工事室内ユニット据付ドレン配管工事ダクト工事断熱工事室外機基礎工事室外機据付電気・制御配線工事天井パネル取付試運転調整引渡し・取扱説明●冷媒R410Aをを確認。  ●設計圧力で実施。●加圧後24時間放置での圧力低下 なしのチェック。●適正追加冷媒量を確認。 ●ゲージマニホールド、チャージホー スは専用品を使用。 ●追加充填量を室外機と試運 転チェックリストに記載。 ●保管配管のテーピングまたは、ピンチされていることをチェック。●配管の肉厚チェック。薄肉管 は使用不可●真空引きは-0.1MPa以下。 ●真空ポンプは専用品(逆流防 止機構付)を使用。 ●ガスによるエアパージ厳禁。 ※3原則を守ってください ○ドライ(配管内部に水分がない)○クリーン(配管内部にゴミがない)○タイト(冷媒がもれない) R410A機種施工時の注意点[施工の流れ]※1※2※3冷房能力表示相当馬力暖房能力表示(参考)能力ランク0.811.251.722.533.245681056810121416182022242628303234363840424446482.22.83.64.55.67.18.09.011.214.016.022.428.014.016.022.428.033.538.445.050.456.061.568.073.078.584.090.096.0101.0106.5112.0118.0123.5130.0135.0冷房能力(JIS条件)暖房能力(JIS条件)暖房低温度能力(JIS条件)追加冷媒圧力水圧損失空気静圧冷暖房能力kWkWkW0.098MPa(メガパスカル)9.8kPa(キロパスカル)9.8Pa(パスカル)1kW(キロワット)kcal/hkcal/h―1kgf/㎝21mAq1㎜Aq860kcal/h試験条件変更単位変更2,000 2,500 3,150 4,000 5,000 6,300 7,100 8,000 10,000 12,500 14,000 20,000 25,000 12,500 14,000 20,000 25,000 30,000 34,000 40,000 45,000 50,000 54,000 61,000 65,000 70,000 74,000 80,000 86,000 91,000 95,000 100,000 106,000 111,000 116,000 121,000 2.53.24.05.06.38.09.010.012.516.018.025.031.516.018.025.031.537.543.050.056.563.069.076.581.588.095.0100.0108.0113.0119.5126.5132.0138.0145.0150.02,250 2,800 3,550 4,500 5,600 7,100 8,000 9,000 11,200 14,000 15,700 22,400 28,000 14,000 15,700 22,400 28,000 33,500 38,000 45,000 50,400 56,000 61,500 68,200 72,200 78,000 85,000 90,000 96,100 101,000 107,000 113,000 118,000 123,000 129,000 132,000 P22形P28形P36形P45形P56形P71形P80形P90形P112形P140形P160形P224形P280形P140形P160形P224形P280形P335形P384形P450形P504形P560形P615形P680形P730形P785形P840形P900形P960形P1010形P1065形P1120形P1180形P1235形P1300形P1350形20形25形32形40形50形63形71形80形100形125形140形200形250形改正後(kW)改正前(kcal/h)改正後(kW)改正後改正前改正前(kcal/h)室内側:27℃DB 19℃WB室外側:35℃DB室内側:27℃DB 19.5℃WB室外側:35℃DB室内側:20℃DB 室外側:7℃DB 6℃WB 室内側:20℃DB 室外側:2℃DB 1℃WB室内側:21℃DB 室外側:7℃DB 6℃WB 1995年JIS改正前1995年JIS改正後室内ユニット室外機室内ユニット(P80形の場合)MMU-AP805□HスーパーモジュールマルチシリーズR410A採用機種冷房能力(80は8.0kW)開発番号HHRJ・・・・・・ヒートポンプ補助電気ヒーター内蔵機種(単相) なしWSYなしBなしPなしB・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4方向吹出しタイプ2方向吹出しタイプ1方向吹出しタイプ小形タイプ(1方向吹出し)ダクトタイプビルトインタイプ天井吊形厨房用サイドタイプローボーイ埋込タイプ形態補助UDCKLF・・・・・・・・・・・・・・・・・・天井カセット形天井埋込形天井吊形壁掛形床置形床置形スタンドタイプ形 態室外機MMY-MAP28040HスーパーモジュールマルチシリーズR410A採用機種冷房能力(280は28.0kW)開発番号HH1FH-CTH-CTWHR・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冷暖切替冷暖切替省設置冷暖フレックス氷蓄熱蓄熱ユニット2台タイプ更新用冷暖切替Mなし・・・・・基本室外ユニット組合せ室外機RBM-CT25蓄熱ユニット開発番号TW親機子機・・・・・・下記器材についてはR410A専用をご用意ください。 冷媒ボンベ、チャージホース、ゲージマニホールド、真空ポンプ*1、冷媒回収機、冷凍機油、ガス漏れ検知器、トルクレンチ*2 *1 逆流防止アダプターを取付ければ従来の真空ポンプ使用可能。*2 φ6.35、φ9.52のトルクレンチのみ従来工具使用可能。 チャージングシリンダーは使用不可。はかりを使用して冷媒充填します。 ※1)真空乾燥 ●真空乾燥は必ず液側・ガス側・バランス側で実施してください(パックドバルブは全て全閉になっていることを確認)。 ●真空ポンプは真空到達度-0.1MPa以下で排気量の大きい(40 /分以上)もの。停電等で真空ポンプ油が配管内へ逆流しないよう逆流防止機構付真空ポンプを使用するか、または逆流防止アダプターを使用してください。 ●時間は配管長さにもよりますが2~3時間真空引きを行います。2時間以上引いても-0.1MPa以下に到達しない場合は、さらに1時間以上引いてください。3時間以上引いても-0.1MPaに到達しない場合は、漏れ箇所のチェックを実施します。 ●2時間以上真空引きし、-0.1MPa以下になったら、ゲージマニホールドのバルブVL、VHを全閉し、真空ポンプを止め、そのまま1時間放置し、真空度が変わらない事を確認します。変われば、漏れ箇所があります。漏れ箇所のチェックを実施します。 注意)冷媒ガスによるエアパージは絶対に行わないでください。 ※2)冷媒追加充填 ●真空引きが終了したら、室外機のパックドバルブを閉じたまま液側のサービスポートから必ず液で封入してください。 ●冷媒漏れが発生し、システムが冷媒不足となった場合、システム内の冷媒を回収処分して、新規の冷媒を正規量再び封入してください。 ※3)ガス漏れチェック ●R22・R12用の冷媒ガス漏れ検知器として使用しているものは、検知方式の違いにより使用できません(新冷媒は成分中に塩素分子を含まないため)。また新冷媒はR22と比較し、25~40倍の検出感度が要求されます。T(                 )室内機→P● 制御→P● 仕様→P● 外形図→P● 冷媒配管→P● 既設配管使用→P● 配線→P● 試験条件・単位形名の見方能力表示

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