スーパーモジュールマルチ 2012年9月
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100ビル用マルチ空調システム運転可能温度範囲・冷媒漏えいについて              運転可能温度範囲[冷暖フレックス]室内空気湿球温度(℃WB)1015202530室外空気乾球温度(℃DB)454035302520151050ー5ー10ー15ー205連続運転可能範囲使用可能範囲(プルダウン時)配線・配管→冷暖切替/25・冷暖フレックス/38・氷蓄熱/49・更新用/58参照ページ注)天井内温湿度が30℃相対湿度80%以上になる場所に設置する場合、高湿度雰囲気に触れる本体部分に厚さ10mm以上の断熱材を追加貼り付けしてください。※4 外気温がー15℃以下での運転が長時間連続するような場所への設置はお控えください。外気温度と暖房能力の関係は技術資料などでご確認ください。運転開始12時間以上前には必ず元電源を投入し、使用期間中は元電源を切らないでください。運転可能温度範囲[冷暖切替・冷暖フレックス・氷蓄熱・更新用]暖房時[冷暖切替]5・6馬力[氷蓄熱・更新用]冷房時室内空気湿球温度(℃WB)1015202530室外空気乾球温度(℃DB)454035302520151050ー5ー10ー15ー205[冷暖切替・氷蓄熱・更新用]連続運転可能範囲使用可能範囲(プルダウン時)室内空気乾球温度(℃DB)10515202530室外空気湿球温度(℃WB)4035302520151050ー5ー10ー15ー20(ウォーミングアップ時)  使用可能範囲連続運転可能範囲スーパーモジュールマルチ [冷暖切替]8~48馬力[冷暖フレックス]室内空気乾球温度(℃DB)10515202530室外空気湿球温度(℃WB)4035302520151050ー5ー10ー15ー20(ウォーミングアップ時)  使用可能範囲連続運転可能範囲冷媒漏えいについてマルチ形パッケージエアコンに使用している冷媒(R410A)は、それ自体は無毒・不燃性の安全な冷媒ですが、万一室内に漏れた場合、その濃度が許容値を超えるような小部屋では、窒息等の危険があり、許容値を超えない対策が必要です。日本冷凍空調工業会では、「マルチ形パッケージエアコンの冷媒漏えい時の安全確保のための施設ガイドライン」(JRA GL-13:2012)の中で冷媒の限界濃度を定めています。地下の最下層以外の場合、限界濃度はシステムに充てんされた全冷媒量(kg)/居室容積(㎥)≦0.42(R410A機種)と、決められています。この条件を満足しない場合は、冷媒漏えいに対する対策(警報、換気、安全遮断弁)の内、二つを設置するか、システムの見直しが必要となります。但し、地下の最下層の場合や冷媒の種類によっては、限界濃度や対策処置の必要数が異なります。詳細は技術資料、JRA GL-13をご覧になるか、または、弊社問合せ窓口へお問い合わせください。2502001501005000102030405060708090100110120130140150[R410A冷媒]〈地下の最下層以外の場合〉マルチ形パッケージエアコンシステムの全冷媒充てん量(kg)漏えい冷媒に対する対策が必要居室容積(m)システムに充てんされた全冷媒量(kg)≦ 0.42居室容積(m3)3※1外気温が0℃以下で冷房室内ユニットの運転容量が4馬力相当以下の場合、冷房能力が極端に低下することがあります。※2冷房運転室内ユニットは室外温度が-10℃D.B.より下がると、リモコンに運転準備を表示し、送風運転になります。冷暖同時運転時の冷房運転室内ユニットも同じです。※3 暖房運転室内ユニットは室外温度が21℃D.B.(15.5℃W.B.)を超えると、リモコンに運転準備を表示し、停止または送風運転になります。冷暖同時運転時の暖房運転室内ユニットも同じです。※4※3※2※1

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