ビル用マルチ空調システム総合カタログ 2017年4月
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能 力目標値A の過剰を抑えて の不足を補うBCDABDC能 力目標値■アンバランスのまま、末端まで能力を 出そうとするとロスがでます。■それぞれの室内ユニットの声を聞いて ロス無くバランスの良い冷媒供給ができます。電子制御弁室内ユニットABCD熱交換器室外機この3点の温度センサーの温度差をもとに、室外機が最適冷媒量を判断。す8Fは冷房OK。2Fは冷房スタート、1Fは冷媒量を  増やすのね。全て了解しました。ロビーの南側とくに暑いって。そろそろ冷房はじめるよ~。お、開店時間だもっと冷媒送って!一番遠いボクにもっともっと冷媒送って!2Fの天井吊形も冷媒を送れって言ってるよ。すっかり涼しい南 側北 側アツイ!オフィス8F店舗スペース2F共有ロビー1FABDCロスロスロス全周囲から吸込む4面吸込み熱交換器と機械室を完全分離し部品を保護熱交換器・送風機室機械室コンプレッサー1台ごとに、専用のインバーター基板を搭載。精度を極めた0.1Hz刻みのコンプレッサー回転数制御。高速演算ベクトル制御インバーター高静圧高効率大口径ファン&大容量DCファンモ-ターの採用により、大風量とコンパクト設計を両立。ファン各室内ユニットからの情報を、室外ユニットが解析。必要能力を演算し、最適冷媒量を適正配分。停止中の室内ユニットには冷媒を流さないインテリジェントVRF制御。インテリジェントVRF制御様々に変化する状況下での安定した潤滑油を供給中間能力で優れた性能を発揮。P400形・P450形(P335形・P400形) には3台、P224形~P335形(P224形・P280形) は2台搭載。運転時間平準化のためのローテーション運転。万一故障しても残りのコンプレッサーがバックアップ運転。DCツインロータリーコンプレッサー(   )冷凍サイクル電気部品コンプレッサー内の油面を検知して、不足ユニットのコンプレッサーに油を供給●アクティブオイルコントロール過渡期または油不足時に油量を確保●オイルサプライコントロールすべてのコンプレッサー間の油量を均一化●セルフオイルバランスコントロール油不足時に他の室外機から油量を確保●ユニット間オイルサプライコントロール※1※3 冷暖切替(冷暖フレックス)※1 冷暖フレックスはF-VRF制御。室外機からの情報も解析します。※2 一時的に流れることはあります。全室内ユニットに、時々刻々変化する必要冷媒量を、最小限にして十分、供給。エネルギーロスを防ぎ快適性を高め、さらに冷媒圧力を可変させる東芝独自の高度省エネ技術です適正冷媒制御(インテリジェントVRF制御)ビル用マルチ室外機に接続されている多数の室内ユニットへの冷媒の流れ方は、位置・形態・配管距離などの違いから変わってしまいます。各室内ユニットは、室温、使用状況などによリ、必要能力が変わるので、冷媒の必要量も変わります。その複雑な変化を、室外機のマイコンが演算することで、必要最小限の冷媒を送り出し、さらに室内ユニットの電子制御弁の開度を変化させて、冷媒を適正配分します。これが定評ある東芝独自の適正冷媒制御(インテリジェントVRF制御)システムです。各室内ユニットの能力の過不足を、最大264個のセンサーで常に見張り、快適性・省エネ性を維持します。★冷暖フレックスではさらに進化。室内ユニットに加え て、室外機の熱交換器も含めた最適冷媒流量調整を 行っています。信頼性を確かなものとする当社独自技術※2※3※3「冷媒制御」がビル空調の核心であること。ご存じですね!?5

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