ビル用マルチ空調システム総合カタログ 2019年2月
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111直膨コイル付全熱交換ユニット 受注生産品排気外気給気還気換気、熱交換、加湿、除塵の4役を1台で処理。大容量の加湿能力高性能フィルター標準装備直膨コイルで加熱された給気空気を加湿透湿膜加湿器全熱交換素子で熱交換された給気空気を冷却・加熱直膨コイル(熱交換器)透湿膜式は水蒸気となった水分を通すため、滴下式と比べ、給水有効利用率が高く加湿効率に優れます。空調負荷を低減し、省エネに貢献します。 ●全熱交換素子により、排気と外気の間で温度、湿度を交換、さらに直膨コイルで、室内空気に近い状態に温度処理します。●高性能フィルター(比色法65%)を標準装備。快適空間の実現に寄与します。暖房時は給気空気を加熱して、より多く加湿される状態にしています。●室内にこもった熱を夜間(エアコン冷房運転停止後)に排出することで、翌朝の空調負荷を軽減し、省エネに貢献します。●エアコンの運転状態、設定温度、室内温度、外気温度の条件により、自動的にナイトパージ運転となります。※工場出荷時、ナイトパージ運転の設定は「切」になっています。 「入」にする場合は、お買い上げの販売店までご相談ください。※エアコンと連動接続した時のみの機能です。省エネ自動ナイトパージ●給気と排気の風量はそれぞれ個別に選択が可能です。設置場所、用途に適した外気処理が可能となります。※工場出荷時、換気量のアンバランスは「無効」になっています。 「有効」にする場合は、お買い上げの販売店までご相談ください。給排気換気量のアンバランス運転選択可能●全熱換気と普通換気を自動的に切換え、ムダを抑えます。換気モード自動切換●外気温度-15℃まで対応。外気温度が-10℃以下で給気送風機の間欠運転を行い、熱交換素子の結露を防止します。※室内温度が26℃以上では上記外気温度より高くなります。寒冷地運転対応●大容量の加湿能力を実現。  (処理風量950m3/hクラス機種で加湿能力6.0kg/h) ビル管理法の湿度基準*1に充分対応できます。*1 : 「ビル管理法抜粋」参照排気と外気間で温度・湿度を交換全熱交換素子空気環境に係る維持管理基準(参考)□ビル管理法抜粋1234567浮遊粉じんの量一酸化炭素の含有率二酸化炭素の含有率温度相対湿度気流ホルムアルデヒドの量空気1m3につき0.15mg以下100万分の10以下(10ppm以下)100万分の1000以下(1000ppm=0.1%以下)1)17度以上28度以下2)居室における温度を外気より低く  する場合は,その差を著しくしない こと            40%以上70%以下1秒間につき0.5m以下空気1m3につき0.1mg以下□室内での1人当たりの必要外気量 ●人のCO2排出量は0.022m3(軽作業1時間)。これを0.1%まで希釈するのに必要な大気の量は 0.022m3/(0.001-0.0003)=31.43m3(0.03%の炭酸ガスを含む)●ビル管理法(施行令第20条の2第2号)では1人20m3以上の換気量を指定。●ASHRAE(アメリカ暖房・冷凍空調学会)では、タバコのにおいなども考慮して30m3がガイドライン。加湿された吹出空気加湿エレメント加湿された吹出空気透湿膜加湿器入口空気(加湿水タンク)約2.5L/個給水ドレンパン減圧電磁弁・給水弁・減圧弁・安全弁・排水弁排水水空気加湿器入口空気水給水弁給気空気の除塵高性能フィルター(比色法65%)標準装備!111直膨コイル付全熱交

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