ビル用マルチ空調システム総合カタログ 2019年2月
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TCC-LINK冷媒系統1冷媒系統3冷媒系統2冷媒系統4冷媒系統5センター機リモコン配線➡⬅室内外渡り線TCC-LINKアダプタ(オプション)⬆室外ユニット間渡り線(最大4台まで接続可能)集中管理系配線(マルチ、カスタム合計64冷媒系統まで。但しマルチは最大16冷媒系統まで)⬇集中管理機器(最大10台まで)※凡用機器制御インターフェースも 1台の室内ユニットと見なします室内ユニット最大48台まで親機子機センター機センター機ターミナル機ターミナル機全冷媒系統の室内ユニット合計64台まで(但しカスタムのグループ子機、ツイン・トリプル子機は台数に含まず)グループ運転最大8台までマルチ室外ユニット室内ユニットカスタムリモコンリモコンリモコンリモコンリモコンリモコンU3U4U1U2U3U4U1U2集中管理機器集中管理機器U3U4U1U2集中管理機器U3U4U1U2U5U6U1U2ABU3U4U1U2U5U6U1U2ABU1U2ABU1U2ABU3U4U1U2U5U6U3U4U1U2U5U6U3U4U1U2U5U6U1U2ABU1U2ABU1U2ABU1U2ABU3U4123AB123AB123123●カスタムのグループ運転、ツイン・トリプル運転の場合、アダプタは室内親機への接続が必要です。 アダプタを接続した室内ユニットのグループアドレス確認してください。●カスタムの場合、自動アドレス後、ワイヤードリモコンから重複しないように系統アドレスを変更する必要があります。●室内外渡り線は複数の室外機に接続しないでください。●室内外渡り線は他の冷媒系統には接続しないでください。●集中管理系配線は室内外渡り線が接続されているユニット(室外センター機)に接続してください。●集中管理機器は集中管理系配線に接続してください。●集中管理機器は室内外渡り線に接続することも可能です。(この場合、どの冷媒系統に接続しても構いません)●カスタムを集中管理する場合、TCC-LINKアダプタ(オプション)が必要です。配線施工上の注意事項●室内間渡り線、室内外渡り線、集中管理系配線、室外ユニット間渡り線、室内用リモコン配線は、全て無極性2線式です。●室内間渡り線、室内外渡り線、集中管理系配線、室外ユニット間渡り線には、ノイズ障害防止のため、必ずシールド線を使用してください。●信号線は2芯以外の多芯ケーブルを使用しないでください。1. 使用ケーブルの注意点●信号線は誤動作防止のため、動力線と併走しないでください。●空調機用電源線との離隔距離は50mm以上としてください。●その他の動力線との離隔距離は300mm以上としてください。●上記の離隔距離以内で併走する場合は、どちらかを鉄製の電線管に入れてください。6. 信号線に別の配線が併走している時の注意点●全ての冷媒系統の室内間渡り線・室内外渡り線・集中管理配線の合計は、線径2.0mm2の場合は2000m以内、線径1.25mm2の場合は1000m以内にしてください。●通信障害防止のため、通信線は極力短くなるように配線してください。●集中管理系配線上に室外センター機は最大16台、集中管理機器は最大10台接続可能です。2. 接続台数の注意点●室内外渡り線を介して集中管理機器に接続できる室内ユニットは最大64台です。●通信線の種類は、シース付ビニルコードまたはケーブルの2芯、無極性の伝送線をご使用ください。●やむを得ず3芯以上の多芯線を使用する場合は、2芯だけを使用し、他の線は束ねて、シールド同様に片側だけを接地させて使用してください。●シールド線を使用する場合、両端で行わず室外機側だけで1点接地としてください。●通信配線は他の動力線などのノイズ発生源と十分離して配線してください。  また、空調機用の電源線とも離して配線してください。(50mm以上)3. 通信線を再利用する場合の注意点●やむを得ず十分距離を確保できない場合は、シールド線を使用し、ノイズにより誤動作が発生する場合は鉄製の管に通してご使用ください。●0.5mm2未満の細い信号線、または、2.0mm2より太い信号線は使用しないでください。●通信配線に亀裂、破損、劣化、異常等が無く、安全に再利用できることを確認ください。●通信線と対地(アース)間が絶縁されていることをご確認ください。4. 集中管理機器接続時の注意点●マルチがある場合は、系統アドレスの1番小さいマルチ室外機のSW30-2をONにしてください。●マルチはなくカスタムがある場合は、系統アドレスの1番小さいユニットのSW01-1をONにしてください。5. 終端抵抗設定時の注意点●汎用機器制御インターフェースのみの場合は、アドレスの1番小さいインターフェースのショートピンJP1をB側に設定してください。●信号線は電源線と同一ケーブルで配線しないでください。●信号線同士を多芯ケーブルで配線しないでください。●高周波機器が近くにある場合、ユニットは3m以上離して据え付けてください。 (リモコン本体は鉄製の箱、通信線は鉄製の電線管または鉄製のコンジットパイプに収納してください。)BCGGFAACDFGBEED151TCC‐LINK●配線施工上の注意事項

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