ビル用マルチ空調システム総合カタログ2021年4月
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設計編●運転可能温度範囲室内空気湿球温度(℃WB)1015202530室外空気乾球温度(℃DB)5550454035302520151050ー5ー10ー15ー205連続運転可能範囲使用可能範囲︵プルダウン時︶※ 運転開始12時間以上前には必ず元電源を投入し、使用期間中は元電源を切らないでください。運転可能温度範囲 寒冷地用MCY-MAP1121HN・MAP1401HNMCY-MAP1121HN・MAP1401HN・   MAP1601HN・MAP2241HNMCY-MAP1601HN・MAP2241HN暖房時冷房時冷媒漏えいについてマルチ形パッケージエアコンに使用している冷媒(R410A)は、それ自体は無毒・不燃性の安全な冷媒ですが、万一室内に漏れた場合、その濃度が許容値を超えるような小部屋では、窒息等の危険があり、許容値を超えない対策が必要です。日本冷凍空調工業会では、「マルチ形パッケージエアコンの冷媒漏えい時の安全確保のための施設ガイドライン」(JRA GL-13:2012)の中で冷媒の限界濃度を定めています。地下の最下層以外の場合、限界濃度はシステムに充てんされた全冷媒量(kg)/居室容積(㎥)≦0.42(R410A機種)と、決められています。この条件を満足しない場合は、冷媒漏えいに対する対策(警報、換気、安全遮断弁)の内、二つを設置するか、システムの見直しが必要となります。但し、地下の最下層の場合や冷媒の種類によっては、限界濃度や対策処置の必要数が異なります。詳細は技術資料、JRA GL-13をご覧になるか、または、弊社問い合わせ窓口へお問い合わせください。2502001501005000102030405060708090[R410A冷媒]〈地下の最下層以外の場合〉マルチ形パッケージエアコンシステムの全冷媒充てん量(kg)漏えい冷媒に対する対策が必要居室容積︵m︶システムに充てんされた全冷媒量(kg)≦ 0.42居室容積(m3)3100110120130140150※室内空気乾球温度(℃DB)1015202530室外空気湿球温度(℃WB)4035302520151050ー5ー10ー15ー20ー25ー305︵ウォーミングアップ時︶  使用可能範囲連続運転可能範囲※室内空気乾球温度(℃DB)1015202530室外空気湿球温度(℃WB)4035302520151050ー5ー10ー15ー20ー25ー305︵ウォーミングアップ時︶  使用可能範囲連続運転可能範囲184

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