ビル用マルチ空調システムスーパーマルチuシリーズ2021年6月
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1.11.00.9能力補正値風量変化率(%)1201101009080能力補正値1.21.11.00.90.80.70.6室外空気乾球温度(℃)高効率S仕様高効率仕様ー505101520253035404548120100806040200能力補正値(%)135室内ユニット合計容量/室外標準能力(%)020406080100120標準容量マルチ機種選定は室内ユニットを室内熱負荷より選定し、各温度条件等で能力補正し、仮決定します。その後、室内ユニットに対応する室外機を選定し、室内ユニット組合せ時の能力を計算して決定します。〈概要〉天埋ダクトのみ① 各室において空調負荷を算出する。② 各室において、空調負荷以上になるように  室内ユニット標準能力の仮選定を行う。室内ユニット能力調整③ 各室内ユニット標準能力に室内温度条件の  補正を行い室内ユニット補正後能力(1)を  求める。④ 室内ユニット能力の合計値と同等になる室  外機基準能力※1の仮選定を行う。室内接続  台数・容量コードチェックも実施する。⑥ 室内ユニット補正後能力(2)≧室内負荷⑤ ③で計算した室内ユニット補正後能力(1)  に④もしくは④`で仮選定した室外機の配管  長・落差条件より配管・落差補正を行い、  室内ユニット補正後能力(2)を求める。⑧ 室外機総補正能力を各室内ユニットに按分  し、室内ユニット補正後能力(3)を各々求  める。⑨ 室内ユニット補正後能力(3)≧室内負荷⑩ 終了(室外機、室内ユニットの選定は完了)※   ※(冷房時のみ)④`で室外能力ランクUPした室内能力と④で仮選定した室外能力の配管・落差補正特性は異なるか?④`室外機の能力ランクをUPし、仮室外機基準能力※1とする。※室内接続台数・容量コード チェックも実施する。(1)=室内ユニット標準能力×YESYESNONOYESNO1●室内温度条件による補正●室外温度条件による補正●室内ユニット合計容量における補正●着霜条件(暖房時のみ)における補正室外機総補正能力=室外機基準能力※1×●配管長・落差条件における補正(2)=(1)×4室内ユニット合計容量※≧100%の時のみ実施室内ユニット合計容量室内ユニット合計標準能力室外機標準能力=※× × × × ×123456冷媒漏えい時の冷媒濃度確認および安全対策等の処置を行ってください。冷媒漏えいに関するお問い合わせは技術資料(2011年10月版)、JRA GL-13-2012をご覧ください。※※1 機器選定の基準となる能力を示す。冷房は標準冷房能力、暖房の高効率仕様省設置モデルは147ページ表1の値、その他モデルは標準暖房能力を使用してください。室内空気湿球温度条件1室外空気乾球温度条件2室内ユニット風量変化率3室内ユニット合計容量による能力補正値5能力変化率(室内外接続配管落差・配管長さ)42 能力補正 冷房1 手順⑦ ④および④`で仮選定した室外機基準能力※1  に下記の補正を行い、室外機総補正能力を  求める。室内空気湿球温度(℃)1.21.11.00.90.8能力補正値152024※L’は(ℓ’0+ℓ’a、ℓ’0+ℓ’b、ℓ’0+ℓ’c)のうち最長のものH=h0+(ha、hb、hc の最大のもの)室外機室内ユニットAh0ℓ’0ℓ’aℓ’bℓ’chchbhaBC(148ページへ)設計編スーパーマルチu機種選定146

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