クーリングユニット 2014年1月
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■配線方法②(インバータ機)●並列運転時の配線とアドレス設定(単独運転時とは異なりますのでご注意ください。)①まず親機を1台決め、そのアドレス設定を「0」に設定します。②その他を子機として、各子機のアドレスを「1」~「8」にアドレスが重複しないように設定します。③P1、P2、PG端子を各コントローラにシールド線(3芯、0.3mm2以上)で接続します。このとき、編組シールドをPG端子へ接続してください。並列運転(3台並列の場合)の配線、設定例子機のアドレスは「1」~「8」の間で設定し、「9」には設定しないでください。(並列運転できません)またアドレスが重複した場合は重複した子機のリモコンにエラー   を表示します。並列運転時は親機の運転制御にしたがい、子機が制御(除霜、冷却運転)を行います。親機が故障した場合は、子機のアドレス設定が最小のセットが自動的に親機となり運転を続けます。子機が故障した場合は故障した子機のみ自動的に単独運転(応急運転)に切り替わります。並列運転(同一コントローラ使用機種の組み合わせのみ対応可能)1つの冷蔵庫を複数のシステムで運転します。冷凍能力が足りない場合や、万一1システムが異常停止しても他のシステムでバックアップします。この場合、各冷凍機の運転率、運転速度の均一化と除霜開始の同期制御を行うため、システム間通信配線及びコントローラのアドレス設定が必要になります。このシステムでは最大9台の並列運転が可能です。73

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