店舗・オフィス用カスタムエアコン2024年1月
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AHスリーブ・インサート工事ガス漏れチェック冷媒追加充填真空乾燥気密試験※冷媒配管工事使用冷媒の確認引渡し・取扱説明試運転調整天井パネル取付電気・制御配線工事室外機据付室外機基礎工事断熱工事ダクト工事ドレン配管工事室内ユニット据付施工図作成工事区分の決定使用器材R22既設配管⑥冷媒回収後、既設エアコンを配管から取り外した時に油をチェックし、明らかに通常と異なると判断できる場合。※冷凍機油が緑色(銅錆)=水分が混入し配管内が錆ている可能性大。※変色した油、多量の残渣物、異臭等がある。※冷凍機油にキラキラした残磨耗粉が多量に見られる。⑦リース等でエアコンの据え付け・取り外しを繰返す場合。⑧既設エアコンの冷凍機油の種類が下記以外の場合。(鉱油)スニソ、フレ オールS、MS、(合成油)アルキルベンゼン系(HAB、バーレルフリーズ)全 般、エステル系全般、エーテル系PVEのみ※GHPで使用しているエーテル系のHP-5Sは使用不可。コンプレッサーの巻線絶縁不良となる可能性がある。⑨既設配管の断熱材が劣化している場合は修復してください。ご注意)●当社では、R410A採用エアコンにR22用潤滑油(油封入量の10%以内)を混入した 耐久試験で、部品劣化・性能低下の悪影響を及ぼさないことを確認しています。●本内容は当社エアコンにおける見解で、他社R410A採用エアコンでの既設配管利用 を保証するものではありません。配管の養生について室内ユニット又は室外機を長時間配管から外し開放状態にする場合は、右記のように配管を養生してください。養生を行わないと、配管内部で結露等により、水分や異物が混入し錆が発生する恐れがあります。錆は洗浄では対応できず、新規配管施工が必要です。2)フレア加工寸法:A銅管外径φ6.4R32/R410A用9.19.0R22用207R410A・R32用工具必要工具名フレアツール用   途配管フレア加工1)フレアナット二面幅:H(mm)φ9.5φ12.7φ15.9φ19.1φ6.4銅管外径3622R32/R410A用17同上同上同上R22用●工事前●冷媒R410A・ R32を確認。(設計圧力4.15MPa)R410A銅管の出し代調整でR32●工事●冷媒配管肉厚は、  JISB8607 第2種で 規定。●ろう付け時は窒素 ブローをし、酸化皮 膜発生を防止。トルクレンチ(φ12.7、φ15.9)ゲージマニホールド・フレアナット接続R22用器材使用可能R410A用(対辺幅が異なる)注)流用する配管の傷やへこみの有無の確認、配管強度に関する信頼性確認は従来通り現地施工区分です。  当社としては保証いたしかねます。■配管径と肉厚(mm)肉 厚O材及びOL材の外径R410AR22φ6.4φ9.5φ12.7φ15.9φ19.10.80.80.81.01.0●窒素ガスで設計圧力まで 加圧。29272624φ22.2以上は1/2H又はH材を使用 1.0φ22.2φ25.41.0φ28.61.0※φ12.7以下で肉厚0.7mmの場合は、必ず新規配管を施工してください。※3原則を守ってください ○ドライ(配管内部に水分がない)○クリーン(配管内部にゴミが ない)○タイト(冷媒が漏れない) ●真空引き※は-0.1MPa以下。 ●真空ポンプは専用品(逆流 防止機構付)を使用。 ●ガスによるエアパージ厳禁。※ゴールド4シリーズP112形/140形/160形およびneoP112形の、液側バルブは、チャージポート付き。■フレアナット再加工 配管耐圧の問題によりフレアナット・加工寸法の変更が必要な配管。フレア面への冷凍機油の塗布は行わないでください。真空ポンプアダプター冷媒充填用電子はかりチャージホース真空引き※、冷媒充填、運転確認等真空引き※R410A用R410A用器材使用可能●リークテスタはHFC系用を使用。 ●適正追加冷媒量を確認。 ●ゲージマニホールド、チャージホース は専用品を使用。●追加充填量を室外機と試運転   チェックリストに記載。16.616.2冷媒ボンベ冷媒充填R32専用品19.719.4(mm)φ9.5φ12.7φ15.9φ19.124.013.223.313.0R32/R410A用は少し大きくなる。リークディテクタガス漏れチェックR410A用(通常のはかりは流用可能)R410A専用品HFC系冷媒対応用HFC系冷媒対応用養生方法場所工 期屋外1か月以上ピンチ1か月未満ピンチ又はテーピング屋内問わずR22既設配管 ウルトラ ゴールド neo 暖太郎R22既設配管の使用一定の条件をクリアすれば、既設のR22配管を使用して、R32・R410A機種への更新も可能。対象機種はウルトラ・ゴールド・neo・暖太郎です。冷媒配管工事の3原則を確認・遵守ください。基本事項…①ドライ(配管内部に水分がない)、②クリーン(配管内部にゴミがない)、③タイト(冷媒漏れがない)既設配管利用の制限事項下記の場合は、既設配管をそのまま再利用できません。既設配管を洗浄するか、新規配管に取替えてください。①配管の傷やへこみが激しい場合。※R410Aは動作圧力が高く(R22比1.6倍)、傷・へこみ等の部分が最悪の場合、配管破裂等の原因になる。②既設配管の肉厚が規定の「配管径と肉厚」より下回っている場合。※薄肉配管では耐圧強度が不足し最悪の場合、配管破裂等の原因になる。③配管が外れた状態で放置されている、又はガスリーク(冷媒抜け)の状態である。※配管内に雨水、水分を含んだ空気が侵入している可能性がある。④(冷媒回収機による)冷媒回収ができない。※配管内に大量に不良な油、水分等が残っている可能性がある。⑤既設配管に市販のドライヤーが取り付けられている。※配管内部に銅錆(緑青)ができている可能性がある。同時運転システムの分岐管について同時ツインシステムで弊社純正分岐管*を使用している場合は再利用できます(*RBC-TK30、TK40、TK50、TK80、TK101、TW30、TW40、TW50、TW80、TW100、TW81、TW101)。同時トリプルシステムの既設エアコンでは耐圧強度が足りない分岐管を使用している場合がありますので、必ずR410A用の分岐管に交換してください。R410A・R32機種施工時の注意点

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