店舗・オフィス用カスタムエアコン2024年1月
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据付可能最小床面設置・施工・取扱い上のご注意1.2m以上建物・壁室外機障害物600mm以上建物・壁障害物807060504030積(㎡)2010001234768(冷媒出荷時封入量+追加充填の場合)1112131459システム総冷媒量(kg)・狭小空間設置時に、万一、冷媒が漏えいした場合、冷媒が高濃度で滞留し可燃空間が発生する恐れがありますので、据付説明書の設置スペースを遵守してください。室外機の4面のうち1面は開放するようにしてください。・特に、吹出し側と吸込み側の2面に壁があり、かつ室外機両脇にも障害物が配置されているような場合は、片側一方は、人が通れる幅(600mm以上)を確保して、漏えい冷媒の滞留を抑制してください。・半地下設置時、周囲より1.2m以上の深さの場所に設置する場合は「R32冷媒施工時チェックシート」にて冷媒漏えい時に冷媒濃度が燃焼濃度以下であることを確認してください。・機械室に設置する場合、機械換気を連続的に行ってください。・室内ユニットの設置高さ、部屋面積、総冷媒量から付属の「R32冷媒施工時チェックシート」にて冷媒漏えい時に冷媒濃度が燃焼濃度以下であることを確認してください。・室内ユニットは万一冷媒が漏えいした際、その濃度が可燃濃度に達する場所には設置しないでください。室内ユニット設置前に部屋の床面積が以下の式に当てはまらないことを確認してください。 G:LFL(燃焼下限界)0.307kg/㎥m:総冷媒量(kg) hs:漏えい想定高さ(m)※2 A:部屋の床面積(㎡) ※2漏えい想定高さは室内ユニットの吹出口の高さ(床置きタイプの場合は室内ユニットの高さ)、冷媒配管の継ぎ手のうち、ろう付け部を除く、最も低い高さのことです。設置高さがご不明な場合は、1.8mとしてください。a)b)配管工事完了後には、据付説明書の要領によって、気密試験を実施し冷媒漏えいなき事を確認してください。気密試験では、窒素ガスを使用してください。作業中に冷媒が漏れた際には、速やかに換気してください。特に、地下室、機械室、狭い居室など、冷媒が滞留しやすい場所で作業する場合には、携帯形漏えい検知器を携行し作動させ、ドア及び窓を開ける、又は、ドア及び窓がない場合には機械換気装置を運転するなど、冷媒の滞留が起きないようにしてください。c)ろう付け作業時に冷媒漏えいした場合には、直ちにバーナー等火気を消してください。d)ろう付け作業のための配管内ガス置換には、冷媒ガスを用いないでください。冷媒回収する際には、冷媒ホースの接続を確実にし、継手からの冷媒漏えe)いを防いでください。また、回収運転終了後に残圧が再び上昇しないかをチェックし、上昇する場合には、再度回収運転を実施してください。f)作業については、微燃性(A2L)冷媒に対する作業教育を受けた有識者が、次の内容に留意して作業を行ってください。  ・裸火、燃焼機器に関する教育を実施してください。  ・喫煙時のリスク教育及び注意喚起を実施してください。  ・ボイラー等の燃焼機器使用時のリスク。特に、狭小空間(半地下及び機械室)への設置に関するリスク教育及び注意喚起を実施してください。  ・バーナー使用時に冷媒が噴出した場合、即座にバーナーを消してください。(バーナーを冷媒噴出部から避けた後に消すことがないようにしてください。)  ・作業場所に携帯形漏えい検知器を携行することを義務付け、冷媒濃度が高い場合は、冷媒濃度が低くなるまで作業しないように教育する。また、即座に消火をするため、水を入れたバケツ、又は、水に浸したウエスなどを携行してください。エアコンの管理者は、GL-16に基づき設置した安全対策の設置環境の状態が維持されていることを確認してください。設置状況によって、通常の屋外設置時以外の狭小地設置時及び半地下設置時及び機械室設置時で漏えい冷媒の滞留を考慮する必要があるため、次のa)~b)を遵守してください。a)エアコンの撤去時には配管の取り外し前に冷媒回収を確実に実施し、室内ユニット、室外機及び連絡配管の冷媒回路内に冷媒残存なきようにしてください。また、エアコンの撤去時には火気厳禁を原則とし、火気使用の際には冷媒回路内に冷媒残存なきことを確認してください。b)作業時には“配管工事作業上の注意事項”を遵守してください。R32 P224形・P228形設置場所について計算式A<m/(0.5×G×he) m:総冷媒量(kg) G:LFL(燃焼下限界)0.307kg/㎥ A:窪地の面積(建物の面積は除く)(㎡)    he:製品高さ(m)計算式換気回数(回/h)≧380/機械室相当容積(㎥)計算式A<m/(0.25×G×hs)配管工事作業上の注意事項維持メンテナンスの遵守事項撤去時及び廃棄時の遵守事項221システム総冷媒量5.2kgの場合の目安(冷媒出荷時封入量のみ場合)37.6㎡1.8m28.2㎡2.4m2.7m25.1㎡3.0m22.6㎡2.4m1.8m室内ユニット設置高さ1.8m室内ユニット設置高さ2.7m室内ユニット設置高さ2.4m(参考)室内ユニット設置高さ3.0mウルトラパワーエコ、スーパーパワーエコゴールドシステム再検討範囲:黄(設置高さ2.4mの場合)1015システム総冷媒量10kgの場合の目安72.4㎡1.8m54.3㎡2.4m2.7m48.3㎡3.0m43.4㎡3.0m2.7mJRA 4070:2020微燃性(A2L)冷媒を使用した業務用エアコンの冷媒漏えい時の安全機能要求事項JRA GL-16※1に基づき冷媒漏えい時の最大濃度、適用可能床面積を算出してご使用ください。※1微燃性(A2L)冷媒を使用した業務用エアコンの冷媒漏えい時の安全確保のための施設ガイドライン室外機設置制約室外機の設置については、狭小地・半地下・機械室などの冷媒漏えい時に冷媒が滞留する恐れのある場所について据付説明書を確認してください。室外機の設置スペースに対する注意半地下設置時の注意機械室設置時の注意室内ユニット設置スペースに対する注意P224形・P280形(RP3シリーズ)システム総冷媒量による据付可能最小床面積の関係据付可能範囲:青(設置高さ2.4mの場合)設置・施工・取扱い上のご注意裏表紙の『安全に関するご注意』も必ずお読みください。

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