店舗・オフィス用カスタムエアコン2006-11
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3APF(通年エネルギー消費効率)APF(通年エネルギー消費効率)業界トップクラスのAPFが示す省エネ性 外気温度(℃)ー15ー10ー50510152025303540■地域条件、運転期間等 東京 戸建店鋪 冷房:5/23~10/10、暖房:11/21~4/11 使用時間:8:00~21:00 7日/週暖房負荷冷房負荷冷房シーズン外気温度発生時間暖房シーズン外気温度発生時間250200150100500外気温度発生時間(h/運転期間)30.025.020.015.010.05.00冷暖房負荷(要求能力)(kw)①負荷条件・外気温発生時間外気温度(℃)ー15ー10ー50510152025303540暖房期間空調負荷冷房期間空調負荷16001400120010008006004002000空調負荷(kw)②総空調負荷冷房定格能力暖房定格能力暖房低温能力冷房中間能力暖房中間能力外気温度(℃)ー15ー10ー5051015202530354030.025.020.015.010.05.00冷房能力・暖房能力(kw)③冷暖房能力外気温度(℃)ー15ー10ー50510152025303540暖房消費電力冷房消費電力7.06.05.04.03.02.01.00消費電力(kw)⑤外気温別消費電力外気温度(℃)ー15ー10ー50510152025303540暖房期間空調負荷冷房期間空調負荷暖房期間消費電力量冷房期間消費電力量16001400120010008006004002000空調負荷・消費電力量(kw)⑥期間消費電力量外気温度(℃)10152025303540冷房定格能力冷房中間能力冷房負荷15.010.05.00冷房負荷・冷房能力(kw)④定格ー中間のCOP10.05.0冷房定格COP冷房中間COPCOP部分負荷時のCOP外気温度別のCOP5.75.55.55.65.45.45.75.45.04.84.64.224.464.014.253.774.023.564.464.184.764.70P50形P56形P40形P45形P63形P80形P112形P140形P160形P224形P280形6.05.04.03.06.05.04.03.0APFCOPAPFCOPスーパーパワーエコR、天井カセット形4方向吹出しタイプ組合せの場合これからの省エネ評価の新指数APF(Annual Performance Factor):通年エネルギー消費効率APF =1年間の総空調負荷エアコンを1年間使用した際の総消費電力量COPがいわば定格一点評価(冷房時35℃)のエアコン効率であるのに対し、APFは冷房時・暖房時・中間期のすべてを含んだ年間のエアコン効率で、JISB8616(2006)・JRA4048(2006)で定義されています。APFを求める手順これをAPFで除すれば、期間消費電力量の概算値を得ることができます。ただし、正確には冷暖定格・中間・低温各仕様値からJRA4048に従った計算が必要です。 APFの数値は、大きいほど電気代が安い!! 総空調負荷は地域、建物用途によって定められていますから、期間消費電力量が小さいほどAPFは大きくなります。言い換えれば、APFが大きいほど年間に使用される電力量が少ない=電気代が安いことになります。3 APFを求める⑦総空調負荷を期間消費電力量で除します。これでAPFが求められます。※APFの大小はCOPの大小とは必ずしも一致しません(APFグラフ参照)。②冷房時・暖房時の総空調負荷を求めます。外気温度発生時間とその時間ごとの空調負荷を積算・合計すると、総空調負荷が求められます(図中の色が塗られた部分)。 1 総空調負荷を求める①外気温度別発生時間(東京)と温度別冷房・暖房負荷を準備します。地域・建物用途ごとに、空調負荷、運転期間、外気温度発生時間があらかじめ定められており、ここでは東京、戸建店舗を代表例とします。2 期間消費電力量を求める③外気温度別冷暖・中間・低温能力線図を準備します(冷房定格・中間・暖房低温の5点から定義された特性により、外気温度・能力線図がひかれます)。⑤④の結果から、外気温度別消費電力をプロットします。⑥期間消費電力量を求めます。①の外気温度発生時間と⑤の外気温度別の消費電力を積算・合計すると期間消費電力量が求められます。P405,003P455,559P506,254P566,949P637,783P809,868P11213,898P14017,373P16019,457P22427,796P28034,745(kWh)総空調負荷参考)東京 戸建店舗条件で定められた総空調負荷一覧④外気温度別消費電力を求めます。外気温度別空調負荷とつりあう能力時のCOPから消費電力を算定します。④-1冷房負荷と冷房定格能力が交差する点(35℃)から冷房定格COPを求めます。④-2冷房負荷と冷房中間能力が交差する点(28℃)の冷房中間COPと冷房定格COPを結んだ線が35℃~28℃の間の外気温度別のCOPを表し、外気温度ーCOP線図が得られます。④-3外気温度別冷房負荷をそのときのCOPで除すれば消費電力が得られます。(同様に暖房時の外気温度別消費電力を求めます。)APF

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