店舗・オフィス用カスタムエアコン2007-12
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135R22既設配管工事情報 更新1…既設配管の使用についてYESNONONOYES重要作業重要作業YES重要作業1)フレアナット二面幅:H 2 )フレア加工寸法:A HAR22既設配管の使用一定の条件をクリアすれば、既設のR22配管を使用して、R410A機種への更新も可能。対象機種はスーパーパワーエコキューブ・R、スマートエコR(P40~P280)・中温用エアコン(2~5馬力)全機種です。基本事項冷媒配管工事の3原則を確認・遵守ください。…①ドライ(配管内部に水分がない)、②クリーン既設配管利用の制限事項下記の場合は、既設配管をそのまま再利用できません。既設配管を洗浄するか、新規配管に取替えてください。①配管の傷やへこみが激しい場合は必ず新規配管で施工ください。※R410Aは動作圧力が高く(R22に比べ1.6倍)、傷・へこみ等の部分が最悪の場合、配管破裂などの原因になる。②既設配管の肉厚が規定の「配管径と肉厚」より下回っている場合は必ず新規配管で施工してください。※R410Aは動作圧力が高く(R22に比べ1.6倍)、薄肉配管では耐圧強度が不足し最悪の場合、配管破裂などの原因になる。③配管が外れた状態で放置されている、またはガスリーク(冷媒抜け)の状態である。※配管内に雨水、水分を含んだ空気が侵入している可能性がある。④(冷媒回収機による)冷媒回収ができない。※配管内に大量に不良な油、水分等が残っている可能性がある。⑤既設配管に市販のドライヤーが取り付けられている。※配管内部に銅錆(緑青)ができている可能性がある。⑥冷媒回収後、既設エアコンを配管から取外した時に油をチェックし、明らかに通常と異なると判断できる場合。・冷凍機油が緑色(銅錆)=水分が混入し配管内が錆びている可能性大。・変色した油、多量の残渣物、異臭等がある場合。・冷凍機油にキラキラした残磨耗粉が多量に見られる。既設配管を再利用する場合の手順 ●既設のエアコンを取外す。既設配管の使用不可●新規配管を施工してください。●配管洗浄または新規配管を施工してください。再利用可能な東芝純正分岐管形名一覧RBC-TK30、TK40、TK50、TK80、TK101、TW30、TW40、TW50、TW80、TW100、TW81、TW101●試運転●気密試験、真空乾燥、冷媒追加、ガス漏れチェック●既設のエアコンが運転可能。●変色した油が出てこない。異臭がしない●既設配管に傷、ヘコミ、折れがない。●既設配管の配管径・肉厚が上表およびP137の条件を満足する。●同時運転システムの分岐管は右記である。●冷媒回収装置を使用して冷媒を回収(圧力ゲージの目盛りが“0”になってから30分以上の回収装置運転を推奨。)●冷房運転約30分以上実施後、 ポンプダウン(~P160形)。注)P224、P280形は冷媒回収装置を使用して冷媒を回収。●配管に室内ユニット、室外機を接続。・室内ユニット、室外機とも新しい機器に付属のフレアナットを使用する。(既設機器のフレアナットは再使用不可)・フレア 加工寸法はR410A用寸法に再加工。■P80~280形でガス管φ19mmを使用する場合。(当社R410A機種3~6馬力はガス管サイズがφ15.9mm)室外機サイクル制御基板上の既設配管スイッチをON側にあわせる。工場出荷時OFF→既設配管対応時ON(下表参照)(配管規格内に機器の冷凍サイクル圧力を制限するため、必ず設定してください。)フレア面への冷凍機油の塗布は行わないでください。スーパーパワーエコキューブ・R、スマートエコR注)流用する配管の傷やへこみの有無の確認、配管強度に関する信頼性確認は 従来どおり現地施工区分です。当社としては保証いたしかねます。φ6.4φ9.5φ12.7φ15.9φ19.00.80.80.81.01.0φ22.2φ25.4φ28.61.01.01.0肉 厚O材及びOL材の外径R410AR22※φ12.7mm以下で肉厚0.7mmの場合 は、必ず新規配管を施工してください。銅管外径R410A用R22用φ6.4 17 同上φ9.5 22 同上φ12.7 26 24φ15.9 29 27銅管外径R410A用R22用φ6.4 9.19.0φ9.5 13.213.0φ12.7 16.616.2φ15.9 19.719.4φ19.0 36 同上φ19.0 24.023.3配管耐圧の問題によりフレアナット・加工寸法の変更が必要な配管。(mm)(mm)R410A用は少し大きくなる。P80P112~P160P224・P280キューブ─SW803ビット3─RSW801ビット5─SW07ビット4スーパーパワーエコ既設配管SWスマートエコRSW801ビット3SW801ビット5SW09ビット4■配管径と肉厚(mm)φ22.2以上は1/2HまたはH材を使用

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