石油カスタムヒーター 2006年11月
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据付工事 本カタログ掲載商品の価格には、消費税、配送費、配管パイプ・据付部材・電気・据付工事費、試運転調整費、使用済み商品の引取り費用等は含まれておりません。 業務用エアコンを廃棄する場合は、フロン回収破壊法に基づくフロンの回収・運搬・破壊費用が必要です。 17据付工事の前に 油タンクの据付について 据付場所について 屋根 壁又はヘイ 1m以上 タンク周囲の空 地は1m以上ある こと。 不燃材を使用し ている場合は空 き地1m以上は 不要である。 通気口は地上2m以上で 窓など開口部より 1m以上はなす。 油タンクと油配管の結合部分に 金属製の可とう管を長さ300mm 以上設ける。 50mm程度下げ 勾配にし可とう管に たわみをもたせる。 油タンク 元バルブ エルボ 金属性可とう管 可とう管の接ぎ方 2m以上 0.1m通気口 1m以上 0.5m以上 0.5m防油堤 以上 本体据付工事 給・排気筒工事 給油設備工事 電気工事など 試運転調整 暖房負荷の チェック 据付場所の 選定 諸官庁への 届出 据付工事をはじめる前に、次のことは必ず実行してください。 とくに諸官庁への届出については、次の点をご注意ください。 ●カスタムヒーターは、「火を使用する設備」として、火災予防条例の適用を受けます。届出の必要はありませんが火災予防条例は、各市町村によって若干内容が異なります。所轄の消防署に確認の上、指導に従ってください。 ●200R以上の灯油タンクを設置する場合には少量危険物の貯蔵・取扱届出が必要です。(200R未満は不要)所轄の消防署に届出してください。 下記のような場所への据付はさけてください。 ●可燃性ガスのもれるおそれのある場所 ●油(機械油を含む)の多い場所、塩分(海岸地区)の多い場所 ●高周波を発生する機械を使用している場所 高周波ウエルダー(塩化ビニールの溶着加工に利用する機器) 高周波治療器(接骨医院などで温熱治療に利用する機器) ●直接日光のあたる場所 ●騒音や振動が増大するおそれのある場所 ●排気が充分に行えない場所 ●カスタムヒーターは油が必要です。 ●油タンクの据付けに際しては、各市町村の火災予防条例による防火上の規制がありますので、工事前には必ず所轄の消防署に確認の上、条例に従って安全第一に行ってください。 ●油タンクには、雨水が入らないようにしてください。 ●油タンクの設置に際してはカスタムヒーターの据付床面を基準にして図の高さを守ってください。 ※この高さの範囲をはずれますと電磁ポンプによる油の吸込みが悪くなり、故障の原因となります。 タンク容量が200Rをこえる場合の設置例 東京都火災予防条例による規制基準 ※タンク容量が200R以上の設置にあたっては、火災予防条例の適用を受けますので、あらかじめ所轄消防署の指導を受けてください。 例 { 4方向に壁やヘイなど 障害物のあるところ 排気トップの先端に危険物や 植木、動物の小屋などのある ところ 積雪のあるところは 十分な雪よけをする 店頭や入口近くなど 人通りの多いところ ■据付工事の手順 ※据付工事は、次の手順により行ってください。

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