石油カスタムヒーター 2006年11月
21/24

据付工事 19■本体(床置形室内ユニット) ●カスタムヒーターは給排気工事がともないますから外気に面した壁ぎわに設置してください。 ●部屋の温度分布を均一にするためには窓ぎわの設置が効果的です。 ①窓の下で室内ユニット前方に障害物がないところが理想的です。 ②床は安定のよいしっかりした場所を選んで水平に取付けてください。 振動の激しいところには据付けないでください。対震自動消火装置が動作することがあります。 ③電源用コンセントが近くにあることが必要です。電源コードの長さは1.5mです。 ④人の出入りするとびらの近くや、近くにカーテンなど燃えやすい物のあるところはやめてください。 またカーテンの近くで使用しますと、温風サーモが動作することがあります。 ⑤直射日光のあたるところはやめてください。 ■給排気筒 1.給排気筒の標準取付け寸法 ●給排気筒の標準取付け寸法は下図を満足させる位置に取り付けてください。 本カタログ掲載商品の価格には、消費税、配送費、配管パイプ・据付部材・電気・据付工事費、試運転調整費、使用済み商品の引取り費用等は含まれておりません。 業務用エアコンを廃棄する場合は、フロン回収破壊法に基づくフロンの回収・運搬・破壊費用が必要です。 ●給排気筒と上方障害物との距離は60cm以上(不燃性の場合は30cm以上、図参照)にしてください。 ●側方障害物は両側にあってもよいが、給排気筒と障害物との距離は45cm以上あけてください。 ●前方に塀や建物がある場合は、給排気筒と前方障害物との距離は60cm以上(不燃性の場合は15cm以上)離し、かつ上方および両側方に気流を阻止する障害物がないことを確認してください。 取付けが終わりましたら、もう一度下の図を参考にして点検してください。×印のような取付けは危険であり、不完全燃焼をおこすおそれがありますので、必ず修理してください。 据付場所の選定 据付スペース 789101可燃物、カーテン、洗たく物などが給排気筒に接触していないこと。 給排気筒や排気管の接触部がゆるんでいないこと。 2給排気筒(管・ホース)などの点検 (※)薄形給排気トップを使用する場合は18cm必要です。 1m 以上 可燃材 前方の障害物 60cm 以上 45。  15cm (18cm※)    以上 30cm 以上 不燃材 給排気筒 20cm以上 60cm以上 20cm以上 側面図 地面など 可燃物 ゆるんで いないこと 3cm 以上 長さ3m以上 曲がり3カ所 以上 危険物 LPガス F144R F184R640 790 形名 THU-A〔基礎ボルト穴位置 単位mm〕 壁面固定金具 取付用穴 60cm以上(可燃性材料) (50cm以上不燃性材料) 60cm以上 背面は15cm以上 右側は1m以上 (サービススペース を含む) 本体は基礎ボルトで固定する (4ヶ所) 斜線部分はコンクリート床または 不燃材料とする(本体回り60cm以上) 吹出前面は 1m以上の 空間をとる 80床面固定用穴 4-φ910A102-M64025815油タンクの据付 形   名 B(上面の高さ) 2m以下 A(底面の長さ) 0.5m以上 THU-F144R、F184R●油タンクは、室外ユニットとの間に防火上有効な壁などない場合は2m以上離してください。 ●油タンクの設置高さは、室外ユニットの据付面を基準に、図のような高さ関係を守ってください。 ●油配管は、φ8.0の銅管を使用してください。接続部分はフレアツールを用いてフレア加工してください。 カスタムヒーター、および 暖房室外ユニット 油タンク 送油管2m以上 BA給排気筒の先端が規定寸法以上になっていること。 延長距離は3m以下のこと。曲がりは3カ所以下のこと。 給排気筒の近くに障害物がないこと。 給排気筒の近くに危険物がないこと。 平面図 側方可燃物 45cm以上 給排気筒 34給排気 は屋外に 断熱材 排気管 給排気筒は必ず屋外に出していること。 排気筒が可燃壁に接近したり、貫通している場合は断熱されていること。 562。 床下貫通 床下排気 床下を貫通したり、床下に排気したりしていないこと。 給排気筒の取付けが上り勾配になっていないこと。 工事のポイント FF式

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る