エコキュートエスティア 2010年10月 第1版
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アース棒壁から10cm以上52■ フルオートタイプに関する工事仕様■ 浴槽への循環配管■浴槽への循環配管は、耐熱、耐食性を考慮し、銅管、耐熱塩ビ管、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管等を使用してください。■配管継手は必ず耐熱・耐食性のある継手を使用してください。■循環金具は必ず専用の別売部品を使用してください。■循環配管にフレキ接続管を使用するときには、使用箇所の合計が1m以内(片管)にしてください。■使用する浴槽の目安は120~450L位です。■製品1台で2つの浴槽と接続しないでください。■配管内にロ一材が流れ込まないよう十分注意してください。配管が狭くなり、正常に運転しないことがあります。■浴槽の種類によっては湯はり中やポンプ循環中に浴槽がびびり、音が発生することがあります。発生時には、流量調節弁等を入れて流量を調節してください。■循環配管の管径、配管延長および使用高さ範囲は、次の表および図により行ってください。4m以下3m以内※循環口中心配管径が細いほど、また配管が長いほど、湯はり時間は長くなります。※別売オプション HWH-UD1F使用時、階下3mまで可能です。※別売オプション HWH-UD1Fを使用しない際は階下0.5mまでとなります。※別売オプション HWH-UP3F使用時、高さ4~7mまで可能です。浴槽の設置場所1階13A~16A25m10曲り以内 2階13A~16A25m10曲り以内 3階13A~16A25m10曲り以内 管 径配 管 延 長耐熱塩ビ管・架橋ポリエチレン管・ポリブテン管・銅管浴槽の設置高さ範囲■「あつく」ボタンを使用すると、タンク内の湯温が下がります。また、冬期に前日の残り湯を沸上げるとき等は、タンク内の湯温が大きく下がります。■ 浴槽追いだきについて■ 階下への湯はり■階下浴槽は浴槽までの落差を3mまでにしてください。■風呂往き戻り配管は13A~16Aで最長25m・10曲がりまで対応可能です。[別売部品:HWH-UD1Fを使うことにより対応できます]■ 3階への湯はり(ウルトラ出湯タイプ HWH-FHシリーズ)■浴槽のあふれ縁高さが4~7m以内です。■浴槽往き戻り配管は13A~16Aで最長25m・10曲りまで対応可能です。■3階浴槽設置での湯はり、追いだきは1階、2階よりも時間がかかります。流量低下を防ぐため、できる限り配管長を短く、径を太くするようご配慮ください。※詳しくは別売部品に付属されている説明書をご覧ください。[別売部品:HWH-UP3Fを使うことにより対応できます]■階下への給湯は5m以内にしてください。■2階・3階でシャワーを使用する際には、給湯温度を高め(50℃・60℃)に設定してご使用ください。■水栓は湯水混合水栓を使用することをお勧めします。特に浴室では、サーモスタット付き混合水栓等の使用をお勧めします。■水栓には必ず逆止弁付き湯水混合水栓を使用してください。■逆止弁の付いていない混合栓を使用した場合や混合栓が故障した場合には、混合栓より水やぬるい湯が出ることがあります。■ 水栓■ 階下給湯■ 階上給湯■鳥居配管落差は3mまでにしてください。■2階浴槽までの落差は4mまでにしてください。(ウルトラ出湯タイプをご使用の場合は4~7m以内まで可能です。)■循環往き戻り配管は13A~16Aで最長25m・10曲がりまで対応可能です。■ 鳥居配管■この循環金具は浴槽肉厚15mm以下用です。■この循環金具は往き・戻りの指定はありません。(無極性)一人施工用フック棒■ 循環金具の取り付け(HWH-AH22シリーズの場合)■ 排水配管工事■排水配管には、止水栓を設置しないでください。設置をすると膨張水の排水を妨げ、異常音・ポンプ破損・タンク破損・誤作動の原因になります。■排水口と排水トラップはパテ等で密閉しないでください。異常音・誤作動の原因になります。■貯湯タンクユニットの排水配管には必ず排水トラップを設けてください。排水トラップがないと、浄化槽等からの下水ガスの逆流により製品が腐食し、故障するおそれがあります。■ 床面工事■満水時質量に耐えるように基礎工事を行い、床面は防水・排水工事を行ってください。■配水管は熱い湯が流れることがありますので、耐熱性のある管を使用してください。また、途中に防臭・湯気の逆流防止のためにトラップを設けてください。■床面のコンクリートの厚さは、アンカーボルトの引抜き強度にも影響するので、厚さ150mm以上を確保し割れ等がないように施工してください。■床面のコンクリートの圧縮強度は18N/mm2以上にしてください。■ 浴槽の穴開け(循環金具取付用)■浴槽の底部から100~150mmの位置にφ50mmの穴を1ヶ所あけます。このとき、穴の中心から45mm以内は浴槽底面の曲がりにかからない位置にしてください。またバリはきれいにとってください。〈ヒートポンプユニット〉給水圧200kPa以上配管全長:片道15m以下 (保温材厚20mm未満 の場合は片道5m以下)曲り箇所:6ヶ所以下高低差:±3m以内鳥居配管:3m以下※配管からの放熱により、貯湯温度が低くなることがありますので、なるべく配管を短くすることをおすすめします。※配管工事時には配管内にゴミ・ホコリが入らないようにしてください。ストレーナーが目詰まりし、出湯量が少なくなったり、タンク内に入り使用中に給湯せんからゴミが出る原因となります。ヒートポンプ配管の場合、沸上げ不良などの故障の原因となります。ヒートポンプユニット貯湯タンクユニット3m以内3m以内鳥居落差3m以内ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニット間の据付制約30cm以上壁から30cm以上壁から10cm以上アースねじ内径50mm以上150mm以上排水管排水溝防水処理防水堤cm以上30ヒートポンプユニット単体の据付制約据付場所に余裕があれば効率のよい運転のために、できるだけ広い寸法をおとりください。吹出側に対して前・後・左・右のうち少なくとも2方向を開放し、通風路を確保してください。やむをえず1方向しか開放できない場合、沸上げ能力が低下する場合があります。 (単位:mm)100~150φ5045穴の中心から45mm以内は底面の曲がりにかからないこと標準タイプ4~7m※3m以内※循環口中心ウルトラ出湯タイプ4m以内ウルトラ出湯タイプの場合標準タイプの場合4~7m以内3m以内1m以内4~7m以内(浴槽のあふれ縁)

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