エコキュートエスティア 2012年3月第2版
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60■ 据付工事の注意点壁固定用金具可動距離0~130mm※アンカーボルトで脚を固定したあとに、貯湯タンクユニット上部を固定します。※2階以上に設置する場合には必ず施工してください。※壁のはり部分など強度がある場所を選んで固定してください。■貯湯タンクユニット外装の上面に壁固定用の金具が付いています。市販のアンカーボルトか木ねじを使用して、壁のはり部分などに固定してください。■壁固定用金具は、反対側にも取り付けることができます。下記の手順に従って付け替えて使用してください。壁固定用金具の移動手順1.壁固定用のねじ4本をはずし、はずしたねじは元の通り取り付けます。2.反対側の固定用のねじ4本をはずし、そのねじで壁固定金具を外装へ取り付けます。■転倒防止(薄型オーバルスリムタイプの場合)※アンカーボルトで脚を固定したあとに、貯湯タンクユニット上部を固定します。※2階以上に設置する場合には必ず施工してください。※壁のはり部分など強度がある場所を選んで固定してください。■本体外装の上面に壁固定用の金具が付いています。市販のアンカーボルトか木ねじを使用して、壁のはり部分に固定してください。■壁固定用金具は、本体外装の上面左右にも取り付けることができます。下記の手順に従って付け替えて使用してください。壁固定用金具の移動手順1.固定用のねじ2本をはずし、はずしたねじは元の通り取り付けます。2.左側に移動する場合は、左側の固定ねじをはずし、その固定用ねじで壁固定金具を取り付けます。3.右側に移動する場合も、固定用のねじ2本をはずし、はずしたねじは元の通り取り付けます。4.壁固定金具を取り付けます。■ 転倒防止(角型タイプの場合)■階下への給湯は5m以内としてください。(工事説明書に従ってください。)■2階・3階でシャワーを使用する際には、給湯温度を高め(50℃・60℃)に設定してご使用ください。■水栓は湯水混合水栓を使用することをお勧めします。特に浴室では、サーモスタット付き混合水栓等の使用をお勧めします。■水栓には必ず逆止弁付き湯水混合水栓を使用してください。■逆止弁の付いていない混合栓を使用した場合や混合栓が故障した場合には、混合栓より水やぬるい湯が出ることがあります。■ 水栓■ 階下給湯■ 階上給湯■ 排水配管工事■排水は、排水口からエルボなどで延長し、排水口や排水ホッパーに導いて排水してください。そのまま床面に排水させると逃し弁から出るお湯の蒸気が製品内で結露し、製品故障の原因となります。■排水経路には必ず50mm以上の吐水口空間を設けてください。■排水時に水が飛散しないよう排水の出口と受け側の排水ホッパーの中心位置を合わせてください。■排水口からの延長配管が長いと凍結や排水時間が長くなる場合があります。また、排水口から、直接下方へ延長するとタンクが負圧になり破損する原因になりますので、排水ホッパーを使って間接排水にしてください。■排水口および延長配管、排水配管には止水栓やパテなどでふさがないようにしてください。膨張水の排水を妨げますと製品故障の原因になります。 ■排水経路に排水トラップを設けるか、排水トラップ付きの排水ホッパーを使用してください。排水トラップがないと下水ガスや蒸気の逆流による腐食や製品故障の原因になります。 ■架橋ポリエチレン管、被覆材は、太陽光が当たると紫外線により劣化します。配管接続部などが、露出しないようにしてください。 ■各配管は、つぶれや折れ曲がりのないように施工してください。また、配管内部に異物(小石など)が入らないように接続するまで先端を保護してください。 ■ 床面工事■満水時質量に耐えるように基礎工事を行い、床面は防水・排水工事を必ず行ってください。■排水管は熱いお湯が流れることがありますので、耐熱性のある管を使用してください。また、途中に防臭・湯気の逆流防止のために排水トラップを設けてください。■床面のコンクリートの厚さは、アンカーボルトの引抜き力にも影響するので、厚さ150mm以上を確保し割れなどがないように施工してください。■床面のコンクリートの圧縮強度は18MPa以上にしてください。〈ヒートポンプユニット〉給水圧200kPa以上※配管からの放熱により、貯湯温度が低くなることがありますので、なるべく配管を短くすることをおすすめします。※配管工事時には配管内にゴミ・ホコリが入らないようにしてください。ストレーナーが目詰まりし、出湯量が少なくなったり、タンク内に入り使用中に給湯せんからゴミが出る原因となります。ヒートポンプ配管の場合、沸上げ不良などの故障の原因となります。ヒートポンプユニット貯湯タンクユニット3m以内3m以内鳥居落差3m以内ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニット間の据付制約アース棒壁から10cm以上30cm以上壁から30cm以上壁から10cm以上アースねじcm以上30ヒートポンプユニット単体の据付制約配管全長:片道15m以下 (保温材厚20mm未満 の場合は片道5m以下)曲り箇所:6ヶ所以下高低差:±3m以内鳥居配管:3m以下据付場所に余裕があれば効率のよい運転のために、できるだけ広い寸法をおとりください。吹出側に対して前・後・左・右のうち少なくとも2方向を開放し、通風路を確保してください。やむをえず1方向しか開放できない場合、沸上げ能力が低下する場合があります。 耐震金具固定用ねじ固定用ねじ耐震金具左側へ固定の場合右側へ固定の場合耐震金具固定用ねじ浄化槽排水口貯湯ユニット排水ホッパーエルボなど延長配管排水配管排水トラップ排水口中心を合わせる吐水口空間50mm以上防水堤防水処理排水口150mm以上150mm以上床面コンクリート厚さ内径50mm以上排水管コンクリートの必要圧縮強度18MPa以上

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